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2000.10.12

書店雑感・その2

風邪を引いてちょっと間が空いてしまったが、前回の続き。
前回はネガティヴなことばかり書いてしまったので今回はちょっとはポジティヴなことも書こう。大型書店のサービス低下の中でも、頑張っているところはある。個人的にはジュンク堂書店あたりが(『新・探偵物語』の在庫があったからではないが)いい感じだと思う。どこの店もとはいかないが、結構品揃えは良い。特に堂島アバンツァにある店は、さすがにでかいだけあって凄い。文庫だけとっても祥伝社文庫とか双葉文庫とか、他店では下手するとまるきり置いてなかったりする文庫まできっちり揃っている。ここと比べると紀伊国屋書店梅田店の文庫の品揃えなんて情けなくなる程だ。店舗自体の大きさが違うという点を割り引いても。
それから立ち読みならぬ座り読み用の机と椅子が備えてあるのもいい。個人的にはじっくり本を選ぶタイプではないので、あまり利用したことがないのだが、空いてさえいれば半日ぐらい快適に本屋で過ごせそうだ。これを意識したのか、旭屋書店梅田店は最近空きスペースに椅子だけ置いてあるが、その場所が階段の出入り口横とか、エレベータの横とかおよそくつろげそうにない場所ばかり。「あんまし長居すんなよ」という店側の思惑が見え見えである。そのせいだろう、この椅子に誰か座っているところをまだ見たことがない。
もっともこの机と椅子、なぜかジュンク堂でも三宮店には置いてない。割合余裕のある作りだから置いて置けないことはないと思われるので是非置いてもらいたいものだ。
後は小さな店だが、地下鉄東梅田駅そばにある清風堂書店、B1Fにあるコミック店が「コミック補完計画」といういささか痛い名前なのがアレだが、B2Fの通常店舗の方は小さい割にしっかりツボを押さえた品揃えだし、なんとなく店の雰囲気にも本好きがやってますというところが感じられて好感が持てる。9時半まで営業しているのもいい。今では旭屋が10時まで営業になって有難味が薄れたが。
う〜む、ポジティヴな事を書くと言っておきながら、対比法でネガティヴなこともしっかり書いてしまったなあ。この際ついでだから書いて置くが、紀伊国屋梅田店の場合、サービスの悪さの原因はやはりあの恵まれた立地条件にあるだろう。阪急梅田駅の真下、店の前は待ち合わせの定番ポイント。いわば通路に店があるようなもので黙っていても客は流れ込んで来る。適当に本さえ並べておけば、それなりの売り上げは見込める訳で、営業努力を怠るのも無理はない(万引き率も高そうだけどね)。と言うわけでサービスのいい店を探そうと思ったら、ちょっと便利の悪い場所へ行かねばならんようだ。世の中、うまく行かんのを。
このシリーズ、もう少し続く。かも知れない

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