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2001.01.23

安物買い

今日、会社の帰りになんか右足に(正確に言うと右の靴に)違和感を感じるなあと思ったら、階段を降りている時にかかとの部分がぽろりと取れてしまった。一応有名ブランドの靴である。ここ数年はもっぱらそこの靴しか(ビジネス用は)履いていないのだが、こんなことは初めてだ。う〜む、品質管理が低下しているのではないか>某Rブランド。
「安物買いの銭失い」ということわざがある。安物を買ってそれで得したようでも、早く壊れたり使えなくなったりして結局は高くつく、という意味であるが、靴とか鞄とかの革製品は結構そういうところがある。革は使い込むほど味が出るなんて言われるが、安物だと使っても傷むばかりで味が出るところまで行く前に使えなくなってしまうことが多い。
それに比べると、電気製品なんかは値段と耐久性はあまり関連がないような気がする。安物でも10年以上持つものもあるし、高級品でも数年持たないものもある。電気製品に関しては、いまや安物でも高級品でも使っているパーツは同じようなものだからか、それともメーカーの思想として高級=高耐久性という考え方がもはやないせいなのか、そのあたりはよく判らない。
「一生もの」という言葉もある。それを買えば一生持つ、一生使える、というような製品のことだが、物理的には一生使えるとしても、一生使う気になるかどうかはまた別の問題だ。具体的に言えば飽きが来るということだが。個人的には、時計なんかがまさにそれに該当する。結構飽きっぽい性格なので、気に入って買ってもしばらくすると飽きて使わなくなってしまうことが多い。それを考えると十万以上するような高級な時計はなかなか買う気になれない。高い金出して買ったはいいが、1年くらいで飽きてしなくなったのでは、「高いもの買いの銭失い」になってしまう。
もっとも、今している時計は珍しくもう7〜8年は使っている。高校入学から始まるン十年の私の時計遍歴のなかではダントツの長さである。値段の方もそれなりにした時計だったが、遊び用に使っている数千円のスウォッチも、これまた3〜4年は飽きずにしているから必ずしも値段に比例して飽きにくいという訳でもないようだ。
完全な生活必需品ならともかく、時計とか鞄とか「趣味」が混じってくる商品になると、やはり「いい買い物」だったかどうかは実際に使ってみないと判らないものがある。ましてや完全な趣味嗜好品である本とかCDなんてその最たるものである。まあ、本の場合はそんなに何べんも読み返すものでないから、判断の基準があいまいだが、CDの場合、購入金額を聴いた時間で割るような方法で評価したとすると、とんでもなく高いものから安いものまで様々な結果になるだろう。それこそ買った時の高い安いには全く関係ない評価になると思われる。「安物買いの銭失い」は通用しないのだ。
もっとも、中にはバーゲンとかで安さのあまり買ったはいいが、全然聴かなかった、というようなものもあるが、それは安さに釣られて要らんものを買っているのであって、ちょっとばかし事情が違う。ただそういうもののなかに愛聴盤が出てくることも多々あるのでこれまたややこしい。まあ、買う前からこれはどれぐらい聴き込むだろうなんてことが判ってしまったら、それはそれで味気ないけどね。

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