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2001.04.03

43の音

あいかわらず、ネット接続時間はそれなりに多いのだが、このところ、見に行くサイトが固定されてきてインターネット始めた頃みたいに、あっちのサイトからこっちのサイトへ渡り歩く、いわゆる「ネットサーフィン」(死語?)行為は殆どしていなかったのだが、この前久しぶりにネットを彷徨っていると偶然発見したのが、SYZYGYS(シジジーズ)というグループの公式サイト。
今から5,6年前に活動していたグループで、冷水ひとみさん(or)と西田ひろみさん(vo)という二人組である(ちなみに「冷水」は「しみず」と読むらしい。本名か芸名かは知らないが、珍しい名字である。俳優で温水洋一という人もいるが、この人は何と読むのか知らない)。どういうジャンルに入れてよいのか、分類に迷う類の音なのだが、最大の特長は冷水ひとみさんの弾く43DPOオルガン。
これは、ハリー・パーチという人の43音階理論に基づいて作られたものらしい。音楽の理論の方はさっぱり判らないのだが、1オクターブを43に分割するという考え方のようである。無論、そんな酔狂な楽器を作るメーカーがあるはずもないので、手作りされたらしい。
彼女らのアルバムは2枚出ていて、1stの方だけ持っているのだが、その43DPOオルガンの音はと言うと…、なんかアバウトな性格の神経症患者が演奏しているという感じだ(^^;。聴いていて不快という訳ではないのだが、ものすごく違和感がある。でも小難しい音という訳ではなくかなりポップだ。そんな二律背反というか矛盾した音なのだが、とにかく一聴するとかなり強烈な印象を残すことは確かである。
オルガンのことばかり書いてしまったが、西田さん演奏のバイオリンもなかなかいい味を出している。中近東風のフレーバーたっぷりで、ちょっとヘナチョコなサウンドなんだけど、それがややこしいオルガンの音と絡むと絶妙なテイストが醸し出される。
で、公式HPには通販のページへのリンクも貼ってあったので、買い逃していた2ndアルバムを注文してしまいました。ちなみに2ndアルバムのタイトルは「SUMO」。そのものずばり相撲をテーマにした組曲もあるとか。一体どんな音になるのか想像もつかないが楽しみである。
2ndアルバム以降、音沙汰がなかったので、てっきり解散したと思っていたのだが、西田さんがエジプト留学していたことにより単に活動停止していただけらしい。西田さんの帰国後、1999年からは再び活動を再開しているとのことで、新作こそ出していないものの、イベントでライヴを演ったり、TV番組の音楽を担当したりされているようだ。私は見ていなかったのだが、NHK教育でやっていたプチプチアニメのシリーズの一つ、「バベルの本」というアニメで音楽を担当していたらしい。
また、ソロというか各人でもそういう仕事をされているようで、先日フジTV系で放映されていた「学校の怪談 春のもののけスペシャル」という番組、池脇千鶴と奈良沙緒里(眼鏡かけると別人!)に釣られて見たのだが、エンドクレジットのところを見ると、第1話の音楽を冷水ひとみさんが担当されていたようだ。もっとも、肝心の第1話は見逃してしまったので、どんな音楽だったか判らないのだが(^^;。

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