« 映画のハシゴ | Main | 新商品Part2 »

2001.05.09

第2弾

昨日は、熱が醒めない内に、ということで金曜に引き続き、「DEEP SEIJUN」第2弾「陽炎座」を見て来ました。これも「ツィゴイネルワイゼン」同様、TVでのみ見たことがある作品です。ところが、今回はちょっと違う!何が違うかと言うと、「ツィゴイネルワイゼン」の時は、TVで見た時と劇場で見た時と、大体印象は同じだったのですが、「陽炎座」についてはかなり印象が変わったのです。
TVで見た時よりも、もっと自由というか、支離滅裂というか、やりたい放題というか、そんな風に感じられました。いや、「ツィゴイネルワイゼン」だって十分に支離滅裂なのですが、それでも何かが決定的に違うのです。音楽に例えれば、ジャズとジャズロックの違いとでも言えばいいのでしょうか(もっと正確に言えばフリージャズと即興主体のプログレの違いといったところ?)。同じように支離滅裂でも、「ツィゴイネルワイゼン」はあらかじめ描かれた線をわざと踏み外しているという感じ、「陽炎座」は最初から線も何も描かないでふらふら歩いている感じ、とでも言えばもうすこし判りやすいでしょうか
? 何故こんな違いが生じたのか(あるいはそのように違った印象を受けたのか)はよく判りません。あるいはベースとなっている内田百間と泉鏡花の違いなのかも知れません(確かに泉鏡花の方がいろいろと遊べそうではある。鈴木清順の資質にも合っているのかも知れない)。その線で考えてみると一つ思いつくのは、「ツィゴイネルワイゼン」は一人の人間の頭の中で起こっている悪夢というか幻想で「閉じた」印象が強いのですが、「陽炎座」はもっと「開かれた」印象が強いのです。魔物・妖怪の類が通りすがりにひょこひょこと顔を覗かせて行くという感じでしょうか。
なんだかとりとめもない、他人にはおそらく伝わらないであろう感想について書いてしまいました。昨日、映画を見ている最中(と見終わった直後)は確かに上に書いたような印象を強烈に受けていたのですが、まる一日経った今もう一回思い起こしてみると、どちらも同じような印象に思えてきたりもしたりして…(^^;。

|

« 映画のハシゴ | Main | 新商品Part2 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/28674/8111627

Listed below are links to weblogs that reference 第2弾:

« 映画のハシゴ | Main | 新商品Part2 »