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2001.09.26

3連休は睡眠と読書

この3連休は体調がイマイチでした。寝込む程ひどい訳ではないですが、遊びに出かける程には元気がないという、何とも中途半端な具合。結局、体力回復期間と割り切って寝たり起きたりの生活を過ごしました。起きている時には、ここぞとばかり未聴CDの消化に努めようとしたのですが、なんかどれも聴く気にならず、仕方無いので、もっぱら未読本の消化に努めることに。
で、読んだのが、二階堂黎人の『人狼城の恐怖 第四部 完結編』。7月23日の項で書いたアレのいよいよ完結編です。全4冊で毎月1冊ずつ刊行されるので、4ヶ月かかって、ようやく読了しました。この作品、全4巻を原稿用紙に直すとなんと4000枚強!本格推理小説としては世界で一番長いらしいです。ということで、体調がイマイチの時期に読むにはヘヴィ過ぎるか?とも思ったのですが、解決編は結構あっさりした感じで、淡々と謎解きがされるのですすっと読めてしまいました。
もちろん作品の内容には触れませんが、メインとなっているトリックにはさすがにあっと唸らされます。長い作品ですが読んで損はない!と断言しておこう。
で、思ったより早く読めてしまったので、連休2日目には読了してしまいました。さて最終日は何を読もうか?と思って、10時頃起きてぼうっとTVを見ていると、NHKで向田邦子の没後20周年記念番組をやってました。なんとなく見ている内に、前から読もう読もうと思ってまだ読んでない向田作品、特に『あ・うん』を読みたくなってきたので昼から早速駅前に出て買ってきました。なんか、新潮文庫と文春文庫と両方から出ていたので、同一作品が複数の出版社から出るなんて珍しいなと思っていたら、新潮文庫のはシナリオ版、文春文庫のは小説版なのでした。シナリオよりは小説が読みたかったので、文春文庫版を購入。
『あ・うん』は、もともとNHKで放映していたドラマです。確かめた訳ではないですが、おそらくシナリオが先で後から小説化されたのではないかと思います。ドラマは、結構好きでした。フランキー堺と杉浦直樹がいい味を出していました。同じ向田邦子原作ということでは、『阿修羅のごとく』も好きでした。『あ・うん』や『阿修羅…』のような、なにかゆったりしているような、それでいて張りつめているような独特の時間の流れを持っているドラマというのは、最近ではなかなかお目にかかれなくなってしまったのは残念です。
そう言えば、『阿修羅…』でテーマ音楽として使われていたトルコの軍楽隊の音楽は、実にあのドラマの内容にはまっていました。今でも、あのドラマのことを想い出すと頭のなかで音が鳴り響いてしまいます。あの曲を見つけて、テーマ曲に使おうと思った人は偉いと思います。
なんだか余談ばかりになりましたが、買ってきた『あ・うん』は、薄っぺらいこともありその日の内に読了しました。面白かったです。もともと脚本家だからか、あまり細かい所を書き込まずに、あっさりと流した書き方をされているのですが、それがかえって新鮮というか、いい印象でした。まあ、『人狼城の恐怖』のような、ベタベタな作品の後だったからかも知れませんが(笑)。近い内に『阿修羅のごとく』も読んでみよう。

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