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November 2001

2001.11.29

怪奇かんざし女

すっかり週イチ更新ペースが定着してしまった今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
先日買ったイ・ジョンヒョンの3rdアルバムですが、久々のヒット作で、すっかり最近のヘビロテ盤となっております。ということで、インターネットで検索してどんな人かちょっと調べたりしていたのですが、これがなかなかユニークというか、かなーりぶっ飛んだ人らしい。
1980年生まれということなので、まだ21歳です。元々は女優だったのが、途中で音楽方面に転身したようです。デビュー後すぐに話題を呼んだのが、奇抜なステージ衣装で、李氏王朝時代のような衣装(と言われてもよく判らんが、ようするに古風な衣装ちゅうことでしょうか)に、頭には50センチはあろうかという巨大なかんざしを挿し、手には大きな眼のイラスト(1stのジャケットイラストにもなった)が書かれたこれまた巨大な扇を持ち、あまつさえ、小指の先に取り付けたマイクに向かって踊りつつ歌う、というとんでもないスタイルで観客の度肝を抜いたそうです。で、ついた名前が「かんざし姉ちゃん」。それでいいのか?
その後も、戦隊ものの悪役女幹部のようなサイバー、というより悪趣味系コスチュームを着てみたり、2ndアルバムではエジプトがテーマということでクレオパトラのようなコスプレをする、だけでは飽きたらず、エジプトロケでスフィンクスの前でPV撮影したり、人魚になって生魚を囓ってみたり、とやりたい放題です。この辺、音楽性は全然違うけど、日本だとちょっと椎名林檎あたりとキャラ被るところがあるかも。なんつーか、写真とか見るといかにも「カリスマ」というオーラが出まくってますが、多分素顔はごく地味でその辺の100円ショップ(って韓国にあるのかどうか知らんが)で買い物してそうな雰囲気が漂うところなんか特に。
音楽性という点では、テクノの人らしいです(「テクノの人」っちゅう言い方もどうかと自分でも思いますが)。もっともテクノと言ってもダンス系の軽めのテクノですが。ダンスダンスレヴォリューション略してDDRという有名なダンス系ゲームがありますが、その中で彼女の曲が使われたりもしているらしい。実は既に2ndアルバムも購入済みですが、これは確かにダンス系テクノです。まあ、結構バラエティに富んでいるので、そっち方面の音がどっちかというと苦手な私でもそれなりに楽しめましたが。でも1stはもっとテクノテクノしてるらしいのでちょっときついかも知れん。
3rdアルバムに関しては、ものぐるをしでも書きましたが、もはや「テクノ」という枠を飛び越えてますね。たしかにアレンジとかはテクノっぽいし、踊れる曲も多いんですが、なんか決定的に2ndとは違う感じがします。プロデューサーも変わったらしいのでそのせいもあるんでしょうが。
1st→2nd→3rdと順調に進化を遂げているようなので、次のアルバムが楽しみです(はぁと)。
イ・ジョンヒョンの公式サイト?と思われるのはこちら。韓国語オンリーなので、さっぱり訳が判りませんが。

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2001.11.22

読書日録その1

今回は、ネタもないので、最近読んだ本のことでも書いてみます。つーか、読書感想みたいなページを作ろうか、と思っていたこともあったんだけど、そこまでするほどのことでもないので、このページで適当にというか定期的に書いてゆこうと思ふ。

◆読了本!のコ〜ナ〜。◆
『銀座幽霊』大阪圭吉 (創元推理文庫) 11月15日読了。
最近創元推理文庫から出た大阪圭吉の作品集2巻の内の1冊。大阪圭吉と言っても、なじみのない人が多いだろうが(ワシも今回買うまで知らんかったが(^^;)、戦前に活躍していた本格推理小説の書き手です。33歳という若さで戦争で亡くなったのだが、生き延びていれば、戦後も活躍したと思われるだけに残念。
作品の方は、短編集でそれも30ページ以内の短い話ばかりなので、ほとんどワントリックの、言ってみれば一発芸みたいな作品ばかり。結構唸らされる話もあれば、たわいもない話もあってレベルは様々です。トリックの出来云々は別として、小説としてのストーリーとしては、地味というか目立たない話が多いです。それでも、何か独特の味わいというか雰囲気があって結構楽しんで読めたのだけど、万人向けとはちょっと言い難いかも知れない。とりあえず、もう1冊の方も近いうちに買おう。
それにしても、最近の創元推理文庫は、この大阪圭吉のように優れているけど忘れられつつある作家(他にはヒラリー・ウォーとか)の作品を精力的に復刊していて好感が持てます。セールス的にどうなのかは知らないけど、今後もそういう方向性で行って欲しいな。

『有限と微小のパン』森博嗣 (講談社文庫) 11月18日読了
西之園萌絵&犀川創平シリーズの最終巻。第1作で登場したあの人が再び!って読んでない人には何のことか判らんでしょうが、このシリーズの解説というか感想を述べるのは難しいっす。読んでいる人には何を書いても不要な感じするし、読んでない人相手にはうかつなこと書けないし…。
個人的には、最後の方でちょっと意表を突かれました。そんなにすごい結末という訳ではなくてむしろよくあるパターンかなと、読み終わった後では思うのですが、読んでる時はこういう方向で終息させるとは予想外だったので…。見事にやられた、という感じですな。う〜ん、抽象的な書き方でスマソ(^^;。
このシリーズ、基本的には各話完結なのですが、一応シリーズ通しての展開として、萌絵&創平の二人の主人公の仲がどう進展してゆくのか?という通俗的なテーマ(^^;があります。今作が最終巻ということで、その辺にどう落とし前をつけるのかという興味もあったのですが…。う〜む、これ以上は未読者のために書けんなあ。一応、シリーズ第2期を希望、とだけ書いておきます(^^;。

◆読みかけで放ったらかしの本!のコ〜ナ〜。◆
『今昔続百鬼−雲』京極夏彦 (講談社ノベルズ)
京極夏彦、久々の講談社ノベルズからの新刊。ここ数作の例にもれず連作短編集。今回は妖怪博士(というより妖怪バカ?)、多々良勝五郎先生とその弟子「俺」が全国妖怪行脚をする内に奇怪な事件に遭遇してという感じの話ですが、なんかどうにも話に乗れないので1話の途中で放ったらかし状態。一応、京極堂シリーズの外伝みたいな位置付らしいですが、そこまで読み進んでないので判らん。しかし「冒険小説」と銘打たれているが、それでいいのか?!なんか最近の京極夏彦って、微妙だよ〜。

◆最近の収穫!のコ〜ナ〜。◆
相変わらず、ブックオフ通いを続けていますが、最近の収穫は以下の3冊。
『明治残侠探偵帖』光瀬龍 (徳間文庫)
『光世紀パトロール』石原藤夫 (徳間文庫)
『地球の子ら』石原藤夫 (徳間文庫)
って、全部徳間文庫やん(笑)。徳間文庫は一時期日本のSFものを大量に出していた時期があったのですが(「SFアドベンチャー」というSF雑誌を出していたからなのだが)、その頃はちょうどSFから離れていた時期だったので、つい買わないでいる内にほとんど絶版になってしまってます。それを今頃になって、せっせと集めている訳なのですが、なんせ弾数が出てない上に、一般的に価値が認められている訳でもないのでなかなか出回らない。結構大変です。まあ、それが楽しいっちゃあ、楽しいんだけどね。

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2001.11.15

トリビュート

おーい、生きてるかー>ワシ。
ということでまたしても10日近く更新が止まってしまいました。どうもいかんなあ。最近はまんざらネタがないという訳でもなくて、それなりにネタはあるんだけど、なんだかんだで更新する暇がなくて、ていうか更新する時間を徒労、じゃねえ取ろうという気がおきなくて、そうこうしているうちにネタの旬というか賞味期限が過ぎてしまう、という悪循環(単なるサボリだという話もあるが)に陥っております。
今後は心を入れ替えて前向きに善処する方向で検討してゆく姿勢を取ることにやぶさかでない意向を表明するものであります(゚゜)バキ☆\(--)。 てな寒いギャグはおいといて、月曜は「THE BEATLES トリビュート・コンサート」というライヴに行ってきました。その名の通り、ビートルズの名曲を著名ミュージシャンがカバーするというイベントです。こういう場合の「著名」というのは「?」がつくことが多いのですが、今回に関しては文字通りの著名。企画人のアラン・パーソンズに始まり、トッド・ラングレン、ジョン・エントウィッスル、アン・ウィルソンと超豪華な面子です。
これだけ豪華な面子を揃って見れる機会なんて、そうそうあるもんじゃないです。さぞかし人気があるだろうと思いきや、前売り買えなくて当日券買った知り合いですら、前から20列以内という有様。会場は厚生年金会館大ホールだったのですが、結局1階が2/3埋まったかどうかという感じ。2階なんて誰もいなかったんじゃなかろうか。ギャラ高そうだし、こりゃどう考えても赤字だね。
知り合いともこれはやっぱり事前のプロモーション不足だよねと言い合っていたのですが、後になって気がついたのですが、エルトン・ジョンの大阪公演ともろにかぶっていたのですね。対象年齢層も同じくらいだろうし、相当の人がそっちへ流れたものと思われます。これは不運だったとしか言いようがないですな。
そんな訳で、グッズ類の販売とかは見事に何もなし!せめてパンフぐらいは作ったれよ、とか思いましたが、そんなことをしても赤字に赤字を重ねるようなものだということで止めになったのかも知れません。
そんな感じで始まったライヴはさすがに人数の少ないせいか最初の内ちょっと寒い感じでしたが、途中からなんとか持ち直し、最後はほぼ全員総立ちでノリノリ(死語)の内に無事終了しました。出演者の平均年令がかなり高かったので、途中休憩があるのでは?と思っていたのですが、休憩なしで1時間45分くらいやってくれました(まあ、ソロパートとかで適当に休む時間は取ってたけど)。
個人的に印象深かったのはトッド・ラングレンですね。最初の2曲ぐらい、クールな感じでギターを弾いていたので、こういうキャラなのかと思っていると、3曲めくらいからいきなりヒートアップ、ていうかブチッと切れた感じ(笑)。ソロパートではいきなり「コンバンワー!!」と絶叫して観客の度肝を抜き、その後も「バカ歩き」風変な足芸?を見せたり、楽器に引きずられるようにステージを走り回ったり、と真面目に演奏している他のメンバーをしりめにやりたい放題(無論演奏もちゃんとこなした上で、ですが)。お茶目なトッドさんにはエンターテインメント賞をさしあげたいと思います。
後のメンバーの印象としては、アン・ウィルソン、声も容姿も超ド迫力でした(いろんな意味で)。ソロパートでは一部の客が立ち上がってノってましたが、やっぱりハードロック系のファンは強いのう。ジョン・エントウィッスルはひたすら淡々とベースを弾いてました(さすがにソロパートでは気合入っていたけど)。アランパは、これまた終始控えめだったのですが、なんとアコギ弾き語りで「ブラックバード」をソロで熱唱するという反則技を見せてくれました。場内がしんと静まり返ってましたが、みんな手に汗を握りながら聴き入っていたものと思われます(笑)。
そんな訳で、なかなか楽しめたライヴでした。適当に面子を替えて定期的にやって欲しいものですが、今回の客の入りではそれも難しいかのう。

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2001.11.06

時はゆく

     2001.11.05(月)

先週末、仕事帰りに本屋へ寄ったら、『ロードス島戦記 ファリスの聖女』というコミックスが出ていたので早速購入しました。『ロードス島戦記』という有名なゲーム関連のコミック(ゲームそのものの漫画化という訳ではなく外伝的なものらしいが)ですが、ゲームそのものはやったことありません。
書いているのは、原作が水野良氏、絵が山田章博氏。山田章博氏は、流麗な絵で人気のある漫画家です(流麗過ぎてちょっと読みづらい時もあるが)。前々からこの人の作品には興味はあったのですが、なんとなく手が出しにくくて買うのは今回が初めてです。何故今回買おうと思ったかというと、実はこの作品が最初に連載されていた時(91年5月〜92年8月)にたまたまその掲載誌である「マル勝PCエンジン」誌(懐かし〜)を購読していたからです。
で、なんでそんな雑誌を購読していたかというと、当時PCエンジンユーザーだったからというごくまともな理由(笑)。PCエンジンはどちらかといえばマイナーな機種でしたが、別にあらゆるゲーム機を所有しているゲームフリークだった訳ではありません。実は私はファミコンやスーファミを通り越して(というべきか?)いきなりPCエンジンからゲームの世界に入ったという邪道というか変な奴(笑)なのです。
PCエンジンといっても、初代じゃなくて2代目の、いわゆる「コアグラフィックス」ちゅう奴です。これはコアグラフィックスを文字通り「コア」としていろんな周辺機器を接続することによってパワーアップしてゆくという、なんかガンダムにおけるコアファイター+各種パーツみたいな感じの構想で、構想だけは素晴らしかったのですが、実際には周辺機器といってもCD−ROMドライブぐらいしか出なくて完全な企画倒れでした。
私はCD−ROMは買わなかったのですが、かわりに本体とタメをはるくらいでかいバックアップメモリを買って後ろに刺してたっけ。結構高い値段したような気がしますが、あれって容量何メガだったかな?(しかもバイトじゃなくてビットだけど)。なんか128Mのメモリが\980とかで売ってる昨今からすると隔世の感がありますなあ…。
このPCエンジン、画像表示面が強いということで、確かに画面は綺麗でした(音は思いっきりしょぼかったけど)。もともとPCエンジンを買おうと思ったのが、「F1サーカス」というレースゲームがやってみたかったからなのですが、これがPCエンジンの特性を活かした見下ろし型超高速スクロールタイプのレースゲームで、あまりにスクロールが速いのでコースを覚えない事にはまともに走れないようなゲームでした。
その頃のPCエンジンは、ファミコンやメガドライブにも負けないくらい勢いがあったのですが、早くからCD−ROMに対応したことが仇となって、やがてアニメ系というか、登場人物がしゃべりまくるようなタイプのゲームに特化してゆくことになります。今考えるとちょっと惜しいのう。
話が思いっきり脱線しましたが、そんな訳で、この作品は10年ぶりに読みかえしたことになりますが、やっぱり面白かったです。ちなみに全2巻なのですが、マル勝PCエンジンに掲載されていたのは1巻目の部分のみ。2巻目は96年から2001年にかけて断続的に連載されたものです。10年の歳月を経て、ようやく話が完結したという、結構ドラマティックなコミックなのでした。
結構お薦めなので、書店で見かけられましたら一度手に取って見てください。

※『ロードス島戦記 ファリスの聖女 I・II』 ニュータイプ100%コミックス 角川書店

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