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2001.11.06

時はゆく

     2001.11.05(月)

先週末、仕事帰りに本屋へ寄ったら、『ロードス島戦記 ファリスの聖女』というコミックスが出ていたので早速購入しました。『ロードス島戦記』という有名なゲーム関連のコミック(ゲームそのものの漫画化という訳ではなく外伝的なものらしいが)ですが、ゲームそのものはやったことありません。
書いているのは、原作が水野良氏、絵が山田章博氏。山田章博氏は、流麗な絵で人気のある漫画家です(流麗過ぎてちょっと読みづらい時もあるが)。前々からこの人の作品には興味はあったのですが、なんとなく手が出しにくくて買うのは今回が初めてです。何故今回買おうと思ったかというと、実はこの作品が最初に連載されていた時(91年5月〜92年8月)にたまたまその掲載誌である「マル勝PCエンジン」誌(懐かし〜)を購読していたからです。
で、なんでそんな雑誌を購読していたかというと、当時PCエンジンユーザーだったからというごくまともな理由(笑)。PCエンジンはどちらかといえばマイナーな機種でしたが、別にあらゆるゲーム機を所有しているゲームフリークだった訳ではありません。実は私はファミコンやスーファミを通り越して(というべきか?)いきなりPCエンジンからゲームの世界に入ったという邪道というか変な奴(笑)なのです。
PCエンジンといっても、初代じゃなくて2代目の、いわゆる「コアグラフィックス」ちゅう奴です。これはコアグラフィックスを文字通り「コア」としていろんな周辺機器を接続することによってパワーアップしてゆくという、なんかガンダムにおけるコアファイター+各種パーツみたいな感じの構想で、構想だけは素晴らしかったのですが、実際には周辺機器といってもCD−ROMドライブぐらいしか出なくて完全な企画倒れでした。
私はCD−ROMは買わなかったのですが、かわりに本体とタメをはるくらいでかいバックアップメモリを買って後ろに刺してたっけ。結構高い値段したような気がしますが、あれって容量何メガだったかな?(しかもバイトじゃなくてビットだけど)。なんか128Mのメモリが\980とかで売ってる昨今からすると隔世の感がありますなあ…。
このPCエンジン、画像表示面が強いということで、確かに画面は綺麗でした(音は思いっきりしょぼかったけど)。もともとPCエンジンを買おうと思ったのが、「F1サーカス」というレースゲームがやってみたかったからなのですが、これがPCエンジンの特性を活かした見下ろし型超高速スクロールタイプのレースゲームで、あまりにスクロールが速いのでコースを覚えない事にはまともに走れないようなゲームでした。
その頃のPCエンジンは、ファミコンやメガドライブにも負けないくらい勢いがあったのですが、早くからCD−ROMに対応したことが仇となって、やがてアニメ系というか、登場人物がしゃべりまくるようなタイプのゲームに特化してゆくことになります。今考えるとちょっと惜しいのう。
話が思いっきり脱線しましたが、そんな訳で、この作品は10年ぶりに読みかえしたことになりますが、やっぱり面白かったです。ちなみに全2巻なのですが、マル勝PCエンジンに掲載されていたのは1巻目の部分のみ。2巻目は96年から2001年にかけて断続的に連載されたものです。10年の歳月を経て、ようやく話が完結したという、結構ドラマティックなコミックなのでした。
結構お薦めなので、書店で見かけられましたら一度手に取って見てください。

※『ロードス島戦記 ファリスの聖女 I・II』 ニュータイプ100%コミックス 角川書店

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