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2004.10.24

V.A.『ウエスト・コースト・モダン・ブルース60's』(10/22)


某店の50%引きセールで買ったが、今ひとつ聴く気になれず棚で寝かせておいたもの。そろそろいい具合に熟成してきたので聴いてみた。
1960年代にModern/Kentレーベルに残された録音から編集されたコンピ盤(Vol.2、Vol.3もあり)。時代のせいか、Modern/Kentというレーベルカラーのせいかソウル色の強い曲が多い。
収録アーティストは8人。まず1人目のステイシー・ジョンソンであるが、これがなかなかの拾いもの。エモーショナルな熱いヴォーカルがとにかくかっこいい。特に1曲目「Consider Yourself」は名曲だ。3曲しか収録されていないのが物足りない。ちなみにギターはアイク・ターナー。
2人目、ヴァーノン・ガイはステイシー・ジョンソンとコンビを組んでいたこともあり、また同様にアイク・ターナー参加ということで似たような音である。こちらもヴォーカルがナイス。
3人目は大御所T−ボーン・ウォーカー。既に全盛期は過ぎた時期であるがなかなか頑張っている印象。
4人目はリトル・ジョー・ブルー。こちらもかなりソウル色が濃いブルース。ステイシー・ジョンソン程の鮮烈な印象はないが手堅くまとまっている感じ。と思ったらプロデュースはジミー・マクラクリンでした。
5人目はB.B.キング。アルバムは別途単発盤として出ているため、このコンピ盤にはModern/Kentでのラストシングル1曲のみ収録されている。
6人目はフラッシュ・テリー。この人もなかなか凄い。B.B.キングに似たスタイルのギターを弾くのだが、ちょっと表現しづらい独特な音で面白い。
7人目はキング・ソロモン。こちらはいかにもモダンブルースという感じの音を聴かせる。ハウリン・ウルフ・ジュニアの名前で活動した事もあるようだが、特にハウリン・ウルフに似ている訳ではない。ヴォーカルもどちらかというと高い声だし。
最後はウィリー・ガーランド。経歴等はよく判らないようである。ハーピストであり、モダンブルースというにはいささかダウンホームすぎるスタイルであるが、味わいがあって悪くない。

販売元P-VINEレコードのカタログから消えているようなので、既に廃盤と思われますが、店によっては店頭在庫が残っているようです。→「ウェスト」じゃなくて「ウエスト」で検索かけたらamazon.co.jpで出てきました。(10/24修正)

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