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2005.06.16

リトル・ウィリー・ジョン『28 Big Ones』(6/15)

サウスカロライナ州生まれのリズム&ブルースシンガー、Little Wilie JohnのKingレーベル録音からのベスト盤。彼は、栄光と悲運を両方とも体験した人である。1955年、若干18歳でKing Recordと契約、翌年には「Fever」の大ヒットを飛ばす。その後も順調にヒット曲を出し続けたが、1966年殺人容疑で逮捕・投獄され、2年後に獄中で病死する。わずか30歳だった。
このCDは28曲という曲数の多さと安さに釣られて買ったのだが、ネットでの評判を見ると音が悪い、という意見が目立ったのだが、聴いてみると特に音が悪いとも思わなかった。1950〜1960年代の録音としてはこんなもんでしょう。むしろこれくらいの方が味があって良いかも知れない。
で、内容の方であるが、これがなかなか良かった。ちょっとかすれ気味の声で、美声とは言えないのだが、表現力が豊かというか、実に情感あふれる声で、スローバラードからアップテンポな曲まで曲調に応じて歌い分けるテクニックも持っている。ちょっとジュニア・パーカーを連想した。まあ、ジュニア・パーカーのような軽快さや洗練されたところはなくて、むしろちょっといなたい感じのヴォーカルなのだが、器用さと言う点では共通したところがある。それだけに、ジュニア・パーカー同様若くして亡くなってしまったのが惜しい。もう少し年を取って、円熟した彼のヴォーカルを聴いてみたかったと思う。
※このCDは廃盤です。マーケットプレイスでは入手可能なようですが、新品で手に入れたい人はAce盤の「The Early King Sessions」をどうぞ。音質やブックレットの充実さの点ではこちらの方がおすすめ。4曲少ないですが、いずれ続編が出る可能性もあり。

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