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January 2006

2006.01.28

それがどうした今日も買う(1/28)

プロフェッサー・ロングヘア『New Orleans Piano』(Atlantic Jazz 7225-2)
中古。ニューオーリンズのブルースシンガー/ピアニスト、Professor Longhairの1972年発表のアルバムに3曲追加してCD化したもの。

ジョー・"ギター"・ヒューズ『If You Want To See The Blues』(Black Top Records CD BT 1050)
中古。テキサスのブルースシンガー/ギタリスト、Joe "Guitar" Hughesの1989年発表のアルバム。輸入盤にオビ(欠落)と歌詞カードを付けた国内盤仕様。

ヘルベルト・ケーゲル指揮『Trionfi』(Berlin Classics BC 2047-2)
新品。定期的に「クラシック聴きたい症候群」が起こるのだが、数日前からその発作が起こっている。おきまりのワーグナーもあれなんで、今回はメジャーどころのオルフの『カルミナ・ブラーナ』を。評判のいいケーゲル指揮盤を買ってみた。「カルミナ・ブラーナ」と「カトゥリ・カルミナ」、「アフロディーテの勝利」の「勝利三部作」と呼ばれる3曲を全て収録した2枚組。

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2006.01.27

スリム・ハーポ『The Excello Singles Anthology』(1/27)

ルイジアナのブルースマン、Slim HarpoのシングルA&B面全曲集。1957〜1971年にExcelloレーベルから発表したシングル22枚分44曲をCD2枚に収録。
一言で言えば「ユルいノリ」が売りのExcelloレーベルだが、スリム・ハーポこそその体現者のような存在だ。鼻にかかった、というよりも鼻声そのもののようなヴォーカル、ギターとハーモニカは、決して下手ではないが、がんがん弾きまくる(吹きまくる)ということは決してない。後ろのリズム隊も、どうにももっさりした演奏で、冴えないことこの上ない。はっきり言って「情けない」という形容詞が似合う音だ。しかしその「情けなさ」が逆にかっこいいのだ。これだけ「情けなさ」が様になる人はそうそうはいない
もっとも、DISC2枚目の後半になると、ちょっと印象が変わり、妙に演奏がタイトになってくる。全体に締まりが出てきた感じで、モダンブルースっぽい印象すらある。しかしそれもまた良し。懐が深いというか、何をやらせても様になる人である。

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2006.01.25

J.T."ファニー・ペイパー"・スミス『Complete Recorded Works In Chronological Order(1930-1931)』(1/24)

「オリジナル・ハウリン・ウルフ」ことJ.T."Funny Paper" Smithの全曲集。1930〜1931年の22曲を収録。なお、名前は本来「"Funny Papa"」が正しい名前だったのが、SP盤で誤って「"Funny Paper"」とされてしまい、それが定着してしまった由。
さて音の方であるが、「オリジナル・ハウリン・ウルフ」と言われるとついダミ声を連想してしまうが、ごく普通の声である。この人はテキサスの人で、テキサスの戦前ブルースマンというと、テキサス・アレクサンダーとかブラインド・レモン・ジェファーソンとか、かなり濃い人を思い出すが、この人の曲はむしろ穏やかで優しい印象である。かといって鄙びたカントリーブルースと言うにはかなり明るくて華やかな面もある。地味ながら良盤。

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2006.01.24

チャック・ウィリス『I Remember Chuck Willis / The King Of The Stroll』(1/23)

若干30歳にて亡くなってしまったリズム&ブルースシンガー、Chuck Willisの2in1盤。Atlanticレーベルからの1963年発表『 Remember Chuck Willis』(おそらく遺作と思われる)と1958年発表『The King Of The Stroll』のカップリングだ。CollectablesのCDにしてはあまりジャケがダサくない。
さて音の方であるが非常に素晴らしいものだ。声質、ヴォーカルスタイルともこれと言った特色のないオーソドックスなものなのだが、とにかく聴いていて心に沁みるとしか表現しようがない。アップテンポな曲よりはややゆったりとしたリズムの曲、そしてスローなバラードが特に良い。なお、2枚のアルバムの2in1であるが、2枚とも曲調には大差なく、違和感なしに聴くことが出来る。

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アルバート・キング『The Blues Don't Change』(1/20)

Staxレーベル在籍時、1977年のアルバムである。アナログLPのジャケットはホットパンツ姿の女性で、それがCD化に当たってアルバートの笑顔の写真に差し替えられたので、「何故変えたのか」と小出斉氏が怒っていたというアレだ。
音の方は、あまりソウル/ファンク色が強くなく、ストレートなブルースという感じだが、何しろアルバート・キングであるから、そういうことはあまり関係無い。全11曲、ひたすらアルバート節を堪能できる1枚。

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2006.01.18

ケイシー・ビル『The Hawaiian Guitar Wizard 1935 - 1938』(1/18)

一般的にはCasey Bill Weldonと呼ばれるブルースマンの編集盤。メンフィス、シカゴ、カンザスなど広い地域を渡り歩き、様々なバンドに在籍した人らしい。「The Hawaiian Guitar Wizard」というタイトルに惹かれて買ったのだが、いわゆるラップスタイルのスライドギターを得意とする人のようだ。Documentから全曲集全3枚も出ているが、いきなり全曲集というのも何だし。
1935〜1938年の24曲を収録。Washboard Rhythm Kings,The Hokum Boys,The Brown Bombers Of Swing名義での曲をそれぞれ1曲含む。
聴いてみると、さすがに「The Hawaiian Guitar Wizard」と銘打たれるだけあって、とにかくギターが実に上手い。ラップスティールスタイルのギターはもちろん、通常の押弦スタイルも素晴らしいもので、非常に多彩でいろんなスタイルのギターが楽しめる。
ヴォーカルの方も、決して下手ではなく力強いストレートな歌を聴かせてくれるのだが、やはりまずはギター、という人であろう。

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2006.01.17

それがどうした今日も買う(1/17)

チャック・ウィリス『Wails! The Complete Recordings, 1951-1956』(Sundazed Music SC 11122)
新品。Caiman_Americaより購入。若くして亡くなったリズム&ブルースシンガー、Chuck WillisのOkehおよびColumbiaレーベルへの録音全曲集。1951〜1956年の51曲(未発表曲多数含む)をCD2枚組に収録。

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ダン・ピケット『ロンサム・スライド・ギター・ブルース』(1/16)

戦後カントリーブルースマン(しかしその正体は謎に包まれている)、Dan PicketのGothamレーベルへの録音集。SP10曲に未発表曲、別テイクを加えた18曲を収録。
併録として、カントリーブルースからゴスペルまでなんでもこなす多才なブルースマン、Tarheel Slimの同じくGothamレーベルへの録音4曲も収録。
音の方は、一応はカントリーブルースにくくられると思うが、かなり多彩である。一応、活動域としてはイーストコーストに入る人であるが、音としてはミシシッピ調あり、シティブルース調ありという感じだ。もっともどちらにしろ「古くさい」という音で、あまり戦後ブルースの音とは思われない。
※このCDは残念ながら現在廃盤のようです。

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2006.01.15

iTunesの音質向上

音楽配信メモやじうまWatch(12/26分)で紹介されていた、iTunes用のサウンド補正プラグイン、Volume Logic iTunes Plug-inが気になって、年明けにインストールして試用していたのですが、気に入ったのでこのほど購入しました($19.95のシェアウェアです。2週間の試用が可能)。
このプラグインの目的は大きく分けると2つあって、1つは音量の均一化です。CDは録音された時のレベルによって、音量が結構違います(特に初期の頃のCDは録音レベルが低く、音が小さいものが多い)。で、シャッフルして聴いていたりするとこの曲ごとによる音量の違いが結構気になる訳です。iTunesにもこの音量の差を均一化する機能はあるのですが、あまり有効に機能しているとは言えません。Volume Logic iTunes Plug-inはそれよりもはるかに最適に音質を均一化してくれます。
2つめは、再生時のデジタルリマスタリングによる音質の向上です。特に、低音をブーストすると音割れがすると言われる、iTunes標準のデコーダに比べて、自然なイコライジングを可能にします。
で、実際に聴いてみた結果ですが、最初に聴いたときは正直ごてごてした音という印象がして、iTunesのみのノーマルな音の方がいいような気がしたのですが、数分聴いて慣れると良さが判ってきました。まず音が広がりを持ち、立体的になったような感じがします。ある程度Volume Logic iTunes Plug-inをオンにして聴いた後(オン/オフは簡単に切り替えられる)、オフにすると非常に平坦な印象を受けます。
さらに聴き込むと、今までは音に埋もれていた楽器のノイズまではっきり聞こえてきたのはちょっと感動しました。
と言う訳で、主にiTunesで音楽を聴いている人にはお勧めのソフトです。なによりいいのは、あくまでもiTunesが再生する音に対して補正を加えるので、既にエンコード済みの音楽ファイルをいちいちエンコードし直さなくても済むことです。また音楽ファイル(MP3,AAC,CD直再生)だけでなく、インターネットラジオに対しても有効です。
ただし、iTunesで再生される音だけが対象なので、iPodでの再生およびAirMac Express経由で他のオーディオ機器で再生する場合には働きません。このあたりを解決するには、appleの協力が必要ということで、appleにVolume Logic iTunes Plug-inの買収そのものを申し出たりしているようですが、なんとかいい形になって欲しいものです。

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トミー・リッジリー『The Herald Recordings』(1/14)

ニューオーリンズのリズム&ブルースシンガー、Tommy RidgelyのHeraldレーベルへの録音集。1955〜1958年の17曲を収録。
内容的にはブルース色は薄く、かなりロックというかロックンロール寄り。あまり洗練された音ではないが、武骨ながらも味わいはあり、なかなか楽しめる。全17曲の内、バージョン違いが1曲、未発表曲が6曲。未発表曲の内3曲はインストだが、これはひょっとするとヴォーカルを入れる予定でそこまで行かなかった曲かも知れない。

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2006.01.14

それがどうした今日も買う(1/14)

チャック・ウィリス『I Remember Chuck Willis / The King Of The Stroll』(Collectables COL CD 6889)
新品。Caiman_Americaにて購入。若干30歳にて亡くなってしまったリズム&ブルースシンガー、Chuck Willisの2in1盤。Atlanticレーベルからの1963年発表『 Remember Chuck Willis』(おそらく遺作と思われる)と1958年発表『The King Of The Stroll』のカップリングだ。CollectablesのCDにしてはあまりジャケがダサくない。

スリム・ハーポ『The Excello Singles Anthology』(Hip-O Records B0000583-02)
新品。ルイジアナのブルースマン、Slim HarpoのシングルA&B面全曲集。1957〜1971年にExcelloレーベルから発表したシングル22枚分44曲をCD2枚に収録。

リー・ドーシー『Yes We Can / Night People』(Raven RVCD-213)
新品。ニューオーリンズのリズム&ブルースシンガー、Lee Dorseyの2in1盤。1970年発表の『Yes We Can』と1978年発表の『Night People』のカップリングにアルバム未収録のシングル曲2曲を追加する至れり尽くせりの仕様。アラン・トゥーサンプロデュース、バックはミーターズ、ということで期待できる。

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2006.01.13

ガス・キャノン&ノア・ルイス『Complete Recorded Works In Chronological Order Volume 2』(1/12)

戦前メンフィスジャグバンドの代表者、Gus Cannonの全曲集第2集。関連アーティストとして、Cannon's Jug StompersのメンバーであるNoah Lewisの音源も収録されている。1929〜1930の21曲で、内訳はガス・キャノンの音源がCannon's Jug Stompers名義の曲が12曲、Cannon And Woods名義の曲が2曲。ノア・ルイスの音源はNoah Lewis名義の曲が3曲、Noah Lewis' Jug Band名義の曲が4曲。
ガス・キャノンの音源については、第1集と大差ないのでここでは述べない。残りのノア・ルイス関連の音源であるが、ソロ名義のの曲ではハーピストとしての確かな力量を聴かせてくれる。その分しっかりしすぎて、やや面白味に欠けるところがないではないが。
※このCDは残念ながら現在廃盤のようです。

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ガス・キャノン『Complete Recorded Works In Chronological Order Volume 1』(1/12)

戦前メンフィスジャグバンドの代表者、Gus Cannonの全曲集第1集。1927〜1928年の21曲を収録。内訳は、Banjo Joe名義での録音6曲と、Cannon's Jug Stompers名義での15曲。
バンジョー・ジョー名義の録音は、基本的に弾き語り(何曲かでブラインド・ブレイクが伴奏)であり、かなりダウンホームで鄙びたものだ。ガス・キャノンのヴォーカルは、戦前ブルースの中でもかなり古いスタイルだが、独特の味わいがある。またバンジョーでのスライドギター(スライドバンジョーと言うべきか)も聴ける。
キャノンズ・ジャグ・ストンパーズ名義の録音は、バンドと言っても、ガス・キャノンのバンジョーにノア・ルイスのハーモニカ、もう一人バンジョーまたはギターというスリーピース構成なので、あまり賑やかな音ではない。むしろしみじみとした風情のある鄙びた音だ。

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2006.01.11

それがどうした今日も買う(1/10)

テキサス・アレクサンダー『Complete Recordings In Chronological Order Vol. 2 (1928-1930)』(Document Records MBCD 2002)
中古。ヤフオクにて落札。戦前テキサスのブルースマン、Texas Alexanderの全曲集第2集。1928〜1930年の23曲を収録。

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2006.01.07

それがどうした今日も買う(1/7)

アラン・ダーギン・ウイズ・マイケル・アサートン『Bloodwood The Art Of The Didjeridu』(Natural Symphnies NS 331)
中古。アボリジニの楽器、ディジリドゥ奏者のAlan DarginとMichael Athertonによるアルバム。全然知らん人だったが、調べてみるとディジリドゥ奏者としてはそれなりに有名な人らしい。

ロバート・パーカー『Barefootin'』(Charly P1CPCD 8013)
新品。ニューオーリンズのリズム&ブルースシンガー(元々はサックスプレイヤー)、Robert Parkerの編集盤。14曲入り。いろんなレーベルへの録音から編集されているらしいが、例によって何もデータが記載されていないので詳細は不明。1枚ものなのに、何故か2枚組用スリムケースに入っている。

J.T."ファニー・ペイパー"・スミス『Complete Recorded Works In Chronological Order(1930-1931)』(RST Records BDCD-6016)
中古。「オリジナル・ハウリン・ウルフ」ことJ.T."Funny Paper" Smithの全曲集。1930〜1931年の22曲を収録。なお、名前は本来「"Funny Papa"」が正しい名前だったのが、SP盤で誤って「"Funny Paper"」とされてしまい、それが定着してしまった由。

トミー・マクレナン『The Bluebird Recordings 1939 - 1942』(RCA Records 07863 67430-2)
中古。戦前ミシシッピブルースマン、Tommy McClennanのBluebirdレーベルへの録音全曲集。1939〜1942年の42曲をCD2枚組に収録。

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久しぶりに更新

昨年5月に作ったものの、その後完全放置状態だった旧館の「笑ったり泣いたりブルース」のページですが、久々に「私的ブルースマン列伝」の第2回としてピー・ウィー・クレイトン篇を公開しました。よければご覧になって下さい。
自由浮遊社旧館:笑ったり泣いたりブルース

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2006.01.06

それがどうした今日も買う(1/6)

ダン・ピケット『ロンサム・スライド・ギター・ブルース』(P-VINE PCD-2271)
中古。amazon.co.jpのマーケットプレイスにて購入。戦後カントリーブルースマン(しかしその正体は謎に包まれている)、Dan PicketのGothamレーベルへの録音集。SP10曲に未発表曲、別テイクを加えた18曲を収録。
併録として、カントリーブルースからゴスペルまでなんでもこなす多才なブルースマン、Tarheel Slimの同じくGothamレーベルへの録音4曲も収録。

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ロイ・ミルトン『Instant Groove』(1/5)

Specialtyレーベルで活躍したジャンプブルースの雄、Roy Miltonの、ぐっと時代が下った1977年、仏Black&Blueレーベルへの録音。別テイクも含む12曲を収録。
果たして寄る年波には勝てず、ということになるか、寄る年波をものともせず、ということになるか、と思って聴いてみた。1907年生まれなので、この時ちょうど70歳。年を考えれば充分勢いのある力強い声であるが、さすがに全盛期のSpecialty時代と比べると、声に艶のないのは止むを得ないところか。
演奏はややジャジーなゆったりしたテンポの曲が大半で、いわゆるジャンプブルースぽくはないがしっかりした手堅いもので安心して聴ける。ロイ・ゲインズのギターはやや控えめながらなかなか聴かせる。

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V.A.『Super Black Blues Volume II』(1/5)

T−ボーン・ウォーカー、ジョー・ターナー、エディー・"クリーンヘッド"・ヴィンソンらのメンツによるブルースジャムセッション集の第2弾。1970年ニューヨークでの録音。第1集は長尺の曲が多かったが、この第2集は比較的短い曲が多い。
全10曲の内、前述の豪華なメンバーによる曲は7曲のみで、残り3曲はあまり聴いたことのないメンツによる演奏だ。
聴いてみると、ちょっとジャジーな感じの演奏でなかなか聴いていて心地よいのだが、やや漫然としているというか、緊迫感には欠ける。まあ、気軽に聴くにはなかなか楽しめる。

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2006.01.05

それがどうした今日も買う(1/5)

トミー・リッジリー『The Herald Recordings』(Collectables COL-CD-5182)
中古。ニューオーリンズのリズム&ブルースシンガー、Tommy RidgelyのHeraldレーベルへの録音集。1955〜1958年の17曲を収録。

ケイシー・ビル『The Hawaiian Guitar Wizard 1935 - 1938』(Blues Collection 158292)
中古。一般的にはCasey Bill Weldonと呼ばれるブルースマンの編集盤。メンフィス、シカゴ、カンザスなど広い地域を渡り歩き、様々なバンドに在籍した人らしい。「The Hawaiian Guitar Wizard」というタイトルに惹かれて買ったのだが、いわゆるラップスタイルのスライドギターを得意とする人のようだ。Documentから全曲集全3枚も出ているが、いきなり全曲集というのも何だし。
1935〜1938年の24曲を収録。Washboard Rhythm Kings,The Hokum Boys,The Brown Bombers Of Swing名義での曲をそれぞれ1曲含む。

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2006.01.03

フランク・ストークス『キング・オブ・ザ・ブルース9』(1/2)

メンフィスの戦前ブルースマン、Frank Stokesの1927〜1929年録音40曲をCD2枚に収録したもの。1枚目収録の19曲は相棒ダン・セインとのコンビ、ビール・ストリート・シークス名義での作品、2枚目収録の21曲はソロ名義での作品を収録。このCDの発行後に発見されたSP盤の2曲は未収録なので、残念ながら全録音ではない。
音の方であるが、カントリーブルースではあるものの、いわゆる「鄙びた」印象ははほとんどなく、非常に躍動感にあふれ、思わず踊り出したくなるような明るく楽しいものである。特に1枚目のビール・ストリート・シークス名義での曲はその傾向が強い。それに比べるとフランク・ストークスのソロ名義での曲は、やや大人しめの印象があるが、大きく異なる訳ではない。
カントリーブルースというものの多様さを示す作品としても重要な作品だ。
※このCDは残念ながら現在廃盤ですが、『Masters Of Memphis Blues』というボックスセットにも収録されています。しかもP-VINE盤では未収録だった2曲も含めて。ということで値段も安いこちらがお薦め。

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