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February 2008

2008.02.29

今日の消化盤(2/28)

アーサー・アダムズ『Back On Track』(Blind Pig Records BPCD5055)

★★☆
西海岸のモダン・ブルースシンガー/ギタリスト、Arthur Adams(Arthur K. Adamsと表記されるときもある)の1999年のアルバム。2曲でB.B.キングがゲスト参加。
音の方は、やや地味目のモダーンブルース。ギターはなかなか良いのだが、ヴォーカルがやや弱い。特に前半の曲はかなり単調。後半からはまだマシになるが、全体的に見ても地味すぎ。もうすこしガンガンとハードに弾いて欲しかった。

ウィリー・ケント『Blues And Trouble』(Isabel Records IS 649501)

★★☆
シカゴのブルースシンガー/ベーシスト、Willie Kentの1995年録音のアルバム。ベーシストがリーダーというのはちょっと珍しいのでそれとなく期待していたのだが、ぐんぐんうねるグルーブ感が…などということはなく悪い意味で期待を裏切られる。これまた地味な内容。ヴォーカルは一本調子だが味があって悪くないのだが、やっぱり地味という印象はぬぐえない。

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今日の消化盤(2/27)

アニタ・オデイ『Young Anita(1/4)』(Proper Records PROPERBOX 21)

★★★
白人女性ジャズシンガー、Anita O'Dayの初期録音を集めた4枚組ボックスセット。1枚目は「Gene Krupa Days」というサブタイトルが付けられており、その名の通りジーン・クルーパー楽団のヴォーカルをしていた時期の音源から編集されている。1941〜1942年録音の23曲を収録。
内容の方は、まあソロ名義でないので仕方のないところだが、アニタのヴォーカルは添え物程度の扱いであまりフューチャーされていない。専ら彼女のヴォーカルを楽しみたいという人にはちょっとフラストレーションのたまる内容かも知れない。

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今日の消化盤(2/26)

Various Artists『Stompin' At The Savoy (1/4)』(SLG/Savoy Jazz SVY 17446)

★★★☆Savoyレーベルに残された音源の内、ジャズを除くブルース、ジャンプ、ジャイヴ、リズム&ブルースから編まれた4枚組の編集盤。1枚目は「Harlem Nocturne 1944-1947」というサブタイトルが付けられ、21曲を収録。未だレーベル創生期のせいか、内容としてはかなり混沌としていて、ジャズっぽい曲からリズム&ブルースまで多様な音となっているが、その中ではジョー・ターナー、スリム・ゲイラード、タイニー・ブラッドショウらのジャンプ/ジャイヴ勢がやはり好演。とりわけ印象に残ったのはジョニー・オーティスの「Midnight In The Barrel House」でのピート・ルイスのギター。「ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃん」という感じのなんともワイルドなギタースタイルは最高にかっこいい。こんなのを聴いてしまうと、ジョニー・オーティスのSavoy音源全曲集3枚組も欲しくなるが、ちょっと高いんだよな。

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2008.02.25

今日の消化盤(2/24)

Various Artists『The Mercury Blues 'N' Rthtnm Story 1945-1955 - Southwest Blues』(Mercury Records 314 534 771-2)

★★★☆
Mercuryレーベル音源のオムニバス盤2枚組。もともとは8枚組のボックスセットとして出ていたもののバラ売りで、アメリカ南西部篇。50曲収録。
1枚目はジェイ・マクシャン関係の6曲で始まる。ヴォーカリストは3人交代だが、曲調としては同じ。見事に跳ねる感じのジャンプ・ブルースだ。続いてはアルマ・"ザ・ロリポップ・ママ"・マンデイ。かなり迫力のあるヴォーカルを聴かせる。1枚目での収穫は何と言ってもロイ・バード・アンド・ヒズ・ブルース・ジャンパーズの8曲。実はこれプロフェッサー・ロングヘアの別名義録音。ピアノもヴォーカルもさすがの出来です。
1枚目から2枚目にかけて収録されているリー・グレイヴスはなかなか洒落た感じの都会的なブルース。その次に来るルーサー・ストーンハムは一転してライトニンライクなカントリー・ブルース。ギタースタイルがあからさまにライトニンそっくり。続くL.C."ライトニン・ジュニア"・ウィリアムズは名前とは裏腹にあまりライトニンらしくない。バンド編成のまったり系ジャンプという感じ。
スモーキー・ホッグは、この人は何処のレーベルでも同じような感じだね。相変わらずのヴォーカルとギターです。この盤には従兄弟のジョン・ホッグも収録されている。武骨でストレートなヴォーカルが良い感じ。でもってライトニン・ホプキンスの6曲。なんか声が違う感じがするが、ギタースタイルには当然変化がない。ギターの胴をぱしぱし叩いてパーカッション代わりにするのがかっこ良い。最後にエルモア・"エルモ"・ニクソンは都会的なブルースでこれもなかなか。

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2008.02.24

今日の消化盤(2/23)

チャーリー・パットン他『Complete Recordings 1929-1934(5/5)』(JSP Records JSP7702)

★★★★
関連音源も含むチャーリー・パットン全曲集5枚目。1930年および1934年のセッションを収録。チャーリー・パットン名義10曲。デルタ・ビッグ・フォー名義7曲。パットン&リー名義2曲。バーサ・リー名義2曲、計22曲収録。
これまでの4枚に比べると、かなり音質が良い。チャーリー・パットンのギターも結構はっきり聴こえ、その華麗なギターワークを堪能できる。というところまではいかないか。
デルタ・ビッグ・フォーはアカペラで歌うコーラス・グループ。チャーリー・パットンは参加していない。どういうつながりがあって収録されたのか不明。ん〜、個人的にはこういうのはあまり好みでない。
続くパットン&リーは、チャーリー・パットンとバーサ・リーのデュエット。バーサ・リーは単独名義での録音2曲もあるが、そちらにもパットンは参加しており、まあ同じようなものだ。
ということで5枚聴き終わった訳だが、正直世間でもてはやされている程の感銘は受けなかった。勿論素晴らしい内容であることは間違いないのだが、個人的にはサン・ハウスの方が好きかなあ。

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2008.02.23

それがどうした今日も買う(2/23)

ライトニン・ホプキンス『Live At Newport』(Vanguard Records 79715-2)
中古。ヤフオクで落札。1965年、ニュー・ポート・フォーク・フェスティヴァルでのライヴの模様を収録したもの。

Various Artists『The Modern Records Story』(Ace Records CDCHD 784)
中古。英Aceレーベルの編集盤で、Modern(Kent/Flair/RPM)レーベルの録音から代表曲を集めたベスト盤。1947〜1967年録音の28曲を収録。アイク&ティナ・ターナーに始まり、ロウウェル・フルスン、エルモア・ジェイムズ、ハウリン・ウルフ、ジョン・リー・フッカー、B.B.キング、ピー・ウィー・クレイトンと言った有名どころを押さえている。最後を締めるのはジョー・ヒューストン。

Various Artists『Mellow Cats 'N' Kittens Hot R&B And Cool Blues 1946-52』(Ace Records CDCHD 1022)
中古。こちらも英Aceレーベルの編集盤。先日第3集を買ったシリーズの第1集で、Modernレーベルの音源からリズム&ブルース、ブルースのマイナー目の曲を集めたもの。1946〜1952年の24曲を収録。ワイルド・ビル・ムーア、ヘレン・ヒュームズ、ジミー・ウィザースプーンあたりが有名どころで、あとは良く知らない人ばかり。24曲中、14曲が未発表曲、5曲が別テイクという凄い内容。

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今日の消化盤(2/22)

Various Artists『West Coast Down Home Blues』(Acrobat Records ACRCD 133)

★★★
西海岸のダウンホーム・ブルースを集めたオムニバス盤。1945〜1952年録音の25曲を収録。レーベル名は記載されていないが、おそらく雑多なマイナー・レーベルと思われる。
さて、内容の方であるが、全般的に音質が悪い。ノイズばりばりというのではなく、ノイズは比較的少ないのであるがなんか音が遠くで鳴っているような頼りない感じで聴きづらい。音質のせいか、演奏もしょぼく聴こえる。というかかなりしょぼい演奏が多い。ジミー・マクラクリン、スモーキー・ホッグ、マーシー・ディーと言った有名どころはともかく、無名に近い人はそれなりの演奏だ。その中ではスモーキー・ホッグの従兄弟であるジョン・ホッグ、ビヴァリー・スコット、ジェイムス・ティスダムあたりが拾いもの。

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2008.02.20

それがどうした今日も買う(2/20)

amazonに頼んでいたブリグリ関係の注文が到着。

The Brilliant Green『Ash Like Snow』(DefSTAR Records DFCL 1438-9)
新品。ブリリアント・グリーンの最新シングル。だいぶ前に発売されていたのだが、単品で買うと送料取られてしまうので、下のものと合わせて買ったら来るのが遅くなった。アニメ『機動戦士ガンダム』のオープニングテーマ曲。タイトル曲と「Goodbye And Good Luck」のピアノアレンジバージョンを収録。初回限定盤仕様でPV収録のDVD付き。

The Brilliant Green『Music Video Collection '98-'08』(DefSTAR Records DFBL 7106)
新品。ブリリアント・グリーンのPV集DVD。シングル15曲のPVと特典映像を収録。オーディオコメンタリー付き。

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今日の消化盤(2/19)

パイントップ・パーキンス『Heritage Of The Blues』(HighTone Records HCD8159)

★★★
シカゴのブルースシンガー/ピアニスト、Pinetop Perkinsの1998年発表のアルバム。録音は1996〜1997年だが、1913年生まれなので、録音時82〜84歳(!)ということになる。さすがに声の方は衰えを隠せずややしゃがれた声だが、ピアノの方は現役バリバリ。アップテンポなブギ曲からスローなバラードまでそつなくこなす。ウィルバート・ハリスンのヒット曲「Kansas City」、アイヴォリー・ジョン・ハンターの「I Almost Lost My Mind」など名曲のカバーが良い感じ。

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2008.02.19

今日の消化盤(2/17)

ピンク・アンダースン『Vol.2 Medicine Show Man』(Bluesville Records OBCCD-587-2)

★★★
東海岸のブルースシンガー/ギタリスト、Pink Andersonの1961年のアルバム、タイトルに「Medicine Show Man」とあるが、メディシン・ショウとは、コメディアンや歌手などの芸でお客を呼び寄せ、街頭で薬を売りつける旅回りの一座のこと。ピンク・アンダースンは実際にそのメディシン・ショウに参加していたという。ということで、スタイルとしてはブルース以前のプリミティヴなものだ。なかなか味わいがあるが、同じような曲調の曲が続くので、アルバム1枚通して聴くとやや単調な感じがする。ちなみにピンク・フロイドの「ピンク」はこの人の名に由来している由。

カーター・ブラザーズ『アースクウェイク』(P-Vine PCD-5539)

★★★
原題は「Since You've Come Into My Life」。西海岸で活躍したモダン・ブルース・バンド、The Carter Brothersの2000年発表のアルバム。もともとは、ロマン(b,vo)、アル(g)、ジェリー(k)の3人編成だったが、このアルバムではジェリーが引退したため、ロマン、アルの2人編成。もともと南部出身の人らしく、あか抜けない、素朴なところが持ち味で、それはこのアルバムでも変わっていない。ロマンのヴォーカルの、力みすぎないシャウト・スタイルは健在だが、全盛期のJewel録音に比べると、やや音が薄いというか、単調な感じがする。

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2008.02.16

それがどうした今日も買う(2/16)

ジェシー・ベルヴィン『The Blues Balladeer』(Specialty Records SPCD 7003)
中古。リズム&ブルースシンガー、Jesse BelvinのSpecialtyレーベル録音集。1952〜1958年録音の24曲を収録。ただし、内9曲はジェシー&マーヴィン名義での録音。未発表デモ曲多数含む。

ウィリー・ケント『Blues And Trouble』(Isabel Records IS 649501)
中古。ブルースシンガー/ベーシスト、Willie Kentの1995年発表のアルバム。ジョン・リトルジョン&キャリー・ベルの来日公演でベースを弾き、1、2曲で武骨なヴォーカルも披露していた人。そこでのプレイが気に入ったので買ってみた。

アーサー・アダムズ『Back On Track』(Blind Pig Records BPCD 5055)
中古。モダンブルースシンガー/ギタリスト、Arthur Adams(アーサー・K・アダムズ、と表記される場合もある)の1999年発表のアルバム。2曲でB.B.キングがゲスト参加。

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今日の消化盤(2/15)

リー・ドーシー『Ya Ya』(Relic Records RELIC 7013)

★★★☆
ニュー・オーリンズのリズム&ブルースシンガー、Lee DorseyのFuryレーベルへの録音を集めたもの。1961〜1963年録音の16曲を収録(もしかすると全曲集かも)。彼のキャリアとしては最初期にあたるものであり、後年のリズム&ブルースというよりは、ポップスに近い。非常に軽快なサウンドである(軽快すぎてノベルティ・ソングの域に入ってしまっている曲も多いが)。しかし、軽快=薄っぺらいという悪い結果になっていないのは、ひとえに彼の説得力溢れるヴォーカルによる。アール・キングの名曲「Do Re Mi」を演っていたりするが、確かに初期のアール・キングを思わせる部分がある。その辺が、後年のリズム&ブルースの名作へと繋がっているのか。

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2008.02.15

今日の消化盤(2/14)

ジョ・アン・ケリー『Women In (E)motion』(Tradition & Moderne T&M 110)

★★★
英国人女性ブルースシンガー/ギタリスト、Jo Ann Kellyのライヴ盤。1988年9月20日にブレーメンで行われた「Women In (E)motion」というイベントでのライヴの模様を収録したもの。
この人は、女性としてはかなりキーの低い声の持ち主である。初めて聴いた時は一瞬男性の声かと思ったほどだ。といってもいわゆるドスのきいた声というのとも違う、独特の声をしている。その声もブルースにはよく合うのだが、もう一つ素晴らしいのはそのギターだ。もともとフレッド・マクドウェルに多大な影響を受けた人だけに、あまり暗くない、どこかフォーキーで華やかなギタースタイルである。このライヴでは自作曲の他に、チャーリー・パットンの(2)やビリー・ホリデイの(14)などカバーも演っているが、どれも彼女なりのアレンジが施され、「ジョ・アン・ケリーのブルース」とでも言うべきものになっている。

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2008.02.14

今日の消化盤(2/13)

リトル・ジョニー・テイラー『The Galaxy Years』(Ace Reords CDCHD 967)

★★★☆
モダン・ブルース・シンガー、Little Johnny TaylorのGalaxyレーベルへの録音集。併記されているカタログ番号を見ると、全曲集ではなさそう。1963〜1968年の26曲を収録。ゴスペル出身の人であり、そのヴォーカル・スタイルにはB.B.キングやボビー・"ブルー"・ブランドと共通したものがある。個人的には、このゴスペル唱法というやつ、今ひとつのめり込めなかったりするのだが、この人の場合は比較的素直に楽しめた。張りのあるハイトーン・ヴォイスでぐいぐいと引っ張るように歌い上げるスタイルは実に見事なもの。ヒット曲「Part Time Love」をはじめとする力強い名曲の数々。Galaxyに続くJewel録音も聴いてみないといかんな。

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今日の消化盤(2/12)

Various Artists『The Lost Blues Masters Vol.1』(Amhest/Polystar PSCW-1128)

★★★
1960年代後半に、テキサスのプロデューサー、ロイ・C・エイムスの元で録音された音源よりのオムニバス盤。ライトニン・ホプキンス(3曲)、ビリー・バイザー(2曲)、カルヴィン・"ラウドマウス"・ジョンスン&ジョニー・ウィンター(2曲)、T−ボーン・ウォーカー(2曲)、クリフトン・シェニエ(2曲)の5組11曲を収録。
お目当ては唯一のソロアルバムが現在入手困難なビリー・バイザーの2曲。う〜ん、ちょっと期待しすぎたかな?ハーモニカは絶品だが、ヴォーカルがやや弱い。
その他の面々はライトニンはいつも通り、日米開戦の日を歌った1曲目「December 7,1941」は今のところこの盤でしか聴けないようなので貴重。T−ボーンはさすがに盛りを過ぎたという感じは否めないがそれでもそれなりには頑張っている。カルヴィン・"ラウドマウス"・ジョンスン&ジョニー・ウィンター、ジョニー・ウィンターはあの有名白人ブルースマンのジョニー・ウィンターで、まだ売れる前の修行時代の録音。クリフトン・シェニエはザディコ・キングとして有名な人であるが、こんなところにも録音を残していたのか。

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今日の消化盤(2/11)

Various Artists『No Jive: Authentic Southern Country Blues』(Ace Records CDCHD 652)

★★★☆
Excelloレーベル、と言ってもルイジアナ・ブルースではなく、本拠地ナッシュビル周辺のマイナーなカントリー・ブルースを集めた編集盤。1950〜1960年代の録音24曲を収録。
一口にカントリー・ブルースと言っても内容はかなりバラエティに富んでいる。まず1人目のリープ・フロッグ(2曲)(直訳すると飛び跳ねガエル?)、アコギ+ハーモニカでいかにもなダウンホーム・カントリー・ブルースだ。続いては詳細のよく判らないグループ、ディキシー・ドゥーダラーズ(2曲)、トランペットの音が、グループ名通りディキシー・ランド・ジャズ風味をそこはなとなく醸し出している。2曲目はウォッシュボードがフューチャーされ、コミカルな味わい。
続くシャイ・ガイ・ダグラスはこの中ではメジャーな方。前半2曲はアコギ+ハーモニカ、後半2曲はエレキ+ピアノという編成で、音的にはかなりダウンホームであるが、どこかからっとしたテイストで悪くない。次のルイス・キャンベルはエレキ+ピアノ+ハーモニカという編成。ちょっと、ぶっきらぼうな印象を与えるヴォーカルが良い感じだ。次のスリム・ハント(1曲のみ)はこれまたダウンホーム・スタイルのブルース。
アーサー・ガンター(3曲)はシャイ・ガイ・ダグラスと共に単独盤も出している。3曲中2曲はアップテンポなブギ曲で、あまりダウンホームではないが、味わい深い。続くリトル・アル(4曲)はアーサー・ガンターの弟。エレキ+ピアノ+ドラムのバンド編成だが、音の方はダウンホームなスロー曲からアップテンポなブギ曲まで幅広い。次のロバート・ギャレット(2曲)もバンド編成。ギターがかなりモダンな感じである。
以下は未発表曲。まずチャス・ダウエル&ジェイムズ・スチュアート(2曲)は、バンドスタイルながらハーモニカが前面にでた演奏でかなりダウンホーム。最後にグッド・ロッキン・ボブ(2曲)もバンドスタイル。スローな曲でロンサムな味わい。

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2008.02.11

それがどうした今日も買う(2/10)

amazonのバーゲンセールで買ったCD3枚が到着。またつまらぬものを買ってしまった…。

アポカリプティカ『Worlds Collide』(Sony BMG Music 88697157332)
新品。Apocalypticaはフィンランドのヘビメタバンド。チェロ×3,ドラムという異色の編成バンドだ。昔1枚アルバム聴いてなかなか良かった。最近また聴きたくなって中古で探していたのだが、マイナーなバンドなんでなかなか落ちていない。そこへ60%引きで売っていたので購入。
これは2007年発表の8作目。国内盤はボーナスDVD付きの仕様だが、もう輸入盤でいいや。ちなみに1曲で布袋寅泰が参加。

ロバート・プラント&アリソン・クラウス『Raising Sand』(Decca Records 475 9382)
新品。元レッド・ツェッペリン(「現」か?)のロバート・プラントとブルーグラス・シンガー、アリソン・クラウスの異色の共演作。プロデューサーはT−ボーン・バーネット。ジーン・クラークなど渋めの曲のカバーが中心。

Cocco『ザンサイアン』(Victor Entertainment VIZL-185)
新品。2006年発表の5作目のアルバム。初回限定のDVD付き盤。DVDには2曲のPVを収録。

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2008.02.09

今日の消化盤(2/8)

ジミー・リギンズ『Jimmy Liggins & His Drop Of Joy Vol.2: Rough Weather Blues』(Specialty Records SPCD-7026-2)

★★★
ジャンプブルースマン、Jimmy LigginsのSpecialtyレーベル録音集第2集。1947〜1953年録音の25曲を収録。内、11曲が未発表曲またはヴァージョン違い。タイトル不明なインスト曲なんてのもあり。
音の方は第1集と同じような感じで、あか抜けないというかあまり洗練されていないジャンプブルース。ジミー・リギンズのヴォーカルもかなり武骨というかいなたい感じだが、まあバックのサウンドにはよくマッチしている。あえて評価するならB級の上、というところか。

ビッグ・ママ・ソーントン『The Complete Vanguard Recordings(3/3)』(Vanguard Records 175/77-2)

★★★☆
ビッグ・ママ・ソーントンのVanguardレーベルへの録音全曲集3枚組の3枚目。この3枚目は、「Big Mama Swings」と名付けられた未発表のセッションを収録したもの。かなり長めの曲が多く(全7曲中6曲が5分越え。9分に及ぶ大作もあり)、味付けはそこはかとなくジャズテイスト。もっともタイトルの割にスウィングする曲はなく、かなりゆったりした感じ。
ビッグ・ママのヴォーカルは、さすがに迫力には欠けるものの、その分情感たっぷりに歌い上げている。こんな録音が未発表曲のままだったというのは惜しい話しだ。

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2008.02.08

今日の消化盤(2/7)

デイヴ・バーソロミュー『In The Alley』(Charly R&B CD CHARLY 273)

★★★☆
トランペット奏者であり、シンガーでもあり、ファッツ・ドミノのバンドリーダーも勤め、プロデューサーとしても活躍した多才な人、Dave Bartholomewのソロ名義での録音編集盤。1949〜1952年録音の20曲を収録。音の方は、ブルースというよりはリズム&ブルースだが、なんともゴージャスなサウンドだ。見事に跳ねるジャンプナンバー、ミディアム〜スローなバラードまで幅広い。インストでのトランペットもヴォーカルも貫禄たっぷりで、安心して聴いていられる。ノベルティ・ソングぎりぎりのおふざけ曲もあったりするが、それもまた楽しい。

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2008.02.07

今日の消化盤(2/6)

Various Artists『Texas Blues: 1927-1937』(Wolf Records WSE 112 CD)

★★★
戦前テキサス・ブルースのオムニバス。タイトル通り、1927〜1937年に録音された26曲を収録。まず1人目、ジーン・キャンベル(12曲)はギター弾き語りの人。歌とギターをかわりばんこにプレイするかなりダウンホームなスタイルである。「I Get Up This Morning, I Wish I Could Die〜」と歌われる曲など、かなり歌詞はヘヴィであるが、どこかカラッと乾いた感じがするのはテキサスという土地柄か。2人目、ウィッスリン・アレックス・ムーア(5曲)はピアノ+ヴォーカルでバンドスタイル。かなり都会的な感じのするブルースであるが、今ひとつあか抜けないのはやはりテキサスならではか。3人目は、ウィッスリン・アレックス・ムーアの曲にも参加していたブラインド・ノリス(2曲)。ウィッスリンも参加しているので、基本的に同じような曲。誰がリードを取るかだけの差だ。4人目、ブラック・アイヴォリー・キング(2曲)もピアノの人。こっちはバンド編成ではなく弾き語りスタイル。あまり印象に残らんかった。5人目、ヘンリー・トーマス(5曲)は既に全曲集を持っているのでダブり。やはり他のメンバーとは格が違う感じ。

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2008.02.06

今日の消化盤(2/5)

スリム・ハーポ『Sings "Raining In My Heart..."』(Excello/Hip-O Records HIPD-40135)

★★★★
ルイジアナのブルースシンガー/ギタリスト/ハーピスト、Slim harpoのデビューアルバム。CD化に際して3曲ボーナストラックが追加された15曲収録盤。15曲中10曲はシングル・カットされているが、シングルについては既にシングル全曲集を所有しているので、残りは5曲。しかしその5曲のためにでも買う価値はあり。だらけきったとしか表現しようのないユルいノリ。鼻にかかった、というより鼻歌そのもののようなヴォーカル。これは他に類を見ない独特な味わいだ。まさしくオンリー・ワンの存在。

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それがどうした今日も買う(2/5)

Various Artists『West Coast Down Home Blues』(Acrobat Music ACRCD 133)
新品。amazonのマケプレで購入。様々なレーベルに残された西海岸のダウンホーム・ブルースを集めたオムニバス盤。1945〜1953年録音の25曲を収録。内容の方はかなりマイナー目で、知っている名前はジミー・マクラクリン、スモーキー・ホッグ、マーシー・ディー(・ウォルトン)くらいしかない。

ピンク・アンダースン『Vol.2 Medicine Show Man』(Bluesville Records OBCCD-587-2)
中古。これもamazonのマケプレで購入。東海岸のブルースシンガー/ギタリスト、Pink Andersonの1961年のアルバム。サミュエル・チャーターズによって録音されたもの。

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今日の消化盤(2/4)

チャーリー・パットン他『Complete Recordings 1929-1934』(JSP Records JSP7702)

★★★★☆
関連音源も含むチャーリー・パットン全曲集4枚目。この4枚目は1930年6月に行われたセッション16曲を収録している。内訳は、チャーリー・パットン2曲、ウィリー・ブラウン2曲、サン・ハウス7曲、ルイーズ・ジョンスン5曲。サン・ハウスの7曲は既に所有している盤とダブリだ。
今までのセッションに比べると、音質は1ランク上という感じでギターの細かいところまで聴き取れる。チャーリー・パットンの2曲は、基本的に今までと同じ。華やかなギターと武骨なヴォーカル。しかし2曲ではやはり物足りない。続くウィリー・ブラウンは、チャーリー・パットンやサン・ハウスと度々共演していた人。録音がこの2曲しか残っていないのが残念。サン・ハウスの7曲は、やはりこのセッションのメインだろう。底知れない闇を思わせるダークな味わいのヴォーカルとギター。深い。紅一点、ルイーズ・ジョンスンはピアノ弾き語りスタイル。ときたま茶々を入れられながらもメリハリの効いた声で弾き歌う。秀逸。

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2008.02.03

今日の消化盤(2/3)

スモーキー・ウィルソン『88Th Street Blues』(Blind Pig Records BPCD 5026)

★★☆
西海岸のファンキー・ブルースマン、Smokey Wilsonの1983年のアルバム。は、いいのだが、このアルバムはあまりファンキーではない。どちらかと言えばマターリ系の音。それはそれで味わいはあるものの、やはり絶対的にかっこ良さが足りない。スモーキー
もヴォーカルは頑張っているものの、ギターは湿りがち。その中で唯一気を吐いているのが、ハーモニカのロッド・ピアッツア。メロディーラインに寄り添うような感じで細かいフレーズを刻み、なかなかの熱演。

デヴィッド・シルヴィアン『Blemish』(Samadhi Sound Sound-Cd 0001)

★★☆
デヴィッド・シルヴィアン、2003年発表の、今のところ再診アルバム。聴く前からある程度予想はしていたが、かなりアバンギャルドな音。浮遊感のあるサウンドに突発的なノイズ、デビシルの呪文のようなヴォーカル。慣れればそれなりに面白いのだと思うが、黒人音楽にどっぷりハマっている今の自分にはちょっとハードルが高かった。

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2008.02.02

それがどうした今日も買う(2/2)

リー・ドーシー『Ya Ya』(Relic Record RELIC 7013)
中古。amazonのマケプレで購入。ニュー・オーリンズのリズム&ブルースシンガー、Lee Dorseyのベスト盤。16曲を収録。録音データが何も記載されていないので、推測だが、1961〜1963年頃のFuryレーベル音源が元と思われる(もしかするとFuryレーベル全曲集かも知れない)。

Various Artists『Stompin' At The Savoy The Original Indie-Label 1944-1961』(Savoy Jazz/SLG SVY 17446)
中古。Savoyレーベルの、1944〜1961年にかけての録音から編集された4枚組ボックスセット。Savoy音源の内、ジャズは対象外だが、それ以外の、ブルース、リズム&ブルース、ジャンプ、ジャイヴ、ドゥーワップなど収録内容は多彩。84曲を収録。

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今日の消化盤(2/1)

ロバート・リー・マッコイ『The Bluebird Recordings 1937-1938』(Bluebird/RCA 07863 67416-2)
★★★☆
Robert Lee McCoy(ロバート・ナイトホークの戦前芸名)の、Bluebirdレーベルへの録音全曲集。1937〜1938年録音の21曲を収録。戦前にはBluebird以外のレーベルに4曲録音があるので、残念ながら戦前録音全曲集ではない。
戦後のロバート・ナイトホークというと流麗なスライド・ギターの名手という印象があるが、この戦前録音ではスライド・ギターを弾いている曲もあるものの、あまり流麗という感じではなくもっとプリミティヴな印象を受ける。スライド・ギターでない通常の押弦による演奏曲も多い。そう言った意味で、ヴォーカルスタイルも含めかなりダウンホームな感じが強く、洗練された感じの戦後録音と比べると異なった印象だが、これはこれで味わい深い。サニー・ボーイ・ウィリアムスンのハーモニカもグッド。他の盤との聴き比べはしていないが、音質はきわめて良く、戦前録音とは思えないくらい。
※このCDは残念ながら廃盤でamazonに登録もされていませんが、このへんの盤で聴くことが出来ます。

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今日の消化盤(1/31)

ハーレム・ハムファッツ『Hamfat Swing 1936-1938』(Blues Collection 158932)

★★★
1930年代後半にシカゴで活躍したジャズ/ブルース・グループ、Harlem Hamfatsのベスト盤。他のアーティストのバックをつとめた曲も含む20曲を収録。ジャズ寄りのブルースか、ブルース寄りのジャズかと思っていたが、聴いてみると想像以上にジャズ寄りな音。あまり詳しくないが、ジャズとブルースが分化する以前の時代のジャズ、という感じがする(年代的にはずっと後の時代なのだが)。ひたすら明るくスウィングする音は聴いていてひたすら楽しい。

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