« June 2008 | Main | August 2008 »

July 2008

2008.07.27

それがどうした今日も買う(7/26)

まずはヤフオクで大量落札したものが一気に到着。

Various Artists『New Orleans To Chicago Mississippi Blues』(Castle Communications PBX CD 402)
中古。タイトルにあるようにニュー・オーリンズからシカゴまで、ミシシッピ河沿いに遡っていく、という意図だと思うが、いまいち基準がはっきりしない廉価盤4枚組ボックスセット。
1枚目は「One Man Boogie」と言う名で、ワンマン・バンド・スタイルのブルースマン(と言っても2人だけだが)を収録。内訳はDr.ロスとブラインド・ジョー・ヒル(誰?)。結構メジャーな人と共に誰それ?と言うような超マイナーな人も収録されているのが、この箱の特徴と言えば特徴か。
2枚目は「Going Upriver」という名で、プロフェッサー・ロングヘア、チャンピオン・ジャック・デュプリー、ロッキン・シドニーなどニュー・オーリンズ勢がずらっと並んでいるが、単に名前が「ルイジアナ」というだけでルイジアナで活躍したわけではないルイジアナ・レッドが収録されているのはご愛敬。
3枚目は「Back In The Country」という名で、バトラー・ツインズ、ドク・テリー、エディ・カークランドらデトロイト勢を収録。
4枚目は「The Sun In Shining」と言う名で、ジョニー(ジョン)・リトルジョン、ブリュワー・フィリップス、モジョ・ビュフォードらシカゴ勢の渋めなところを収録。

ルイジアナ・レッド『Midnight Rambler』(Tomato 2696342)
中古。名前は「ルイジアナ」だが、別にルイジアナで活躍した訳ではないブルースマン、Louisiana Redの編集盤。1975年に録音されたもので、前半部が「The Winter Session」、後半部が「The Summer Session」とサブタイトルが付けられている。全19曲収録。

Various Artists『Specialty Boogie-Woogie』(Ace Records CDCHD 422)
中古。Specialty/Fidelity音源からブギ・ジャンプを集めた編集盤。カミル・ハワード、ロイ・ミルトン、ジョー・リギンズあたりのメジャー処から、ネルソン・アレクサンダー・トリオ、ウィラード・マクダニエル、ジョ・ジョ・ジャクスンといったマイナーな人まで。1947〜1951年録音の21曲収録。内4曲は未発表曲。

Various Artists『House Rockin' & Hip Shakin', Volume 4: Bayou Blues Harp』(Hip-O Records HIPD-40139)
中古。Hip-O Recordから出ているExcelloレーベル編集盤の第4集。タイトルにあるように、ブルース・ハープに絞った内容。レイジー・レスター、スリム・ハーポ、ウィスパリング・スミスなど有名処はもちろんのこと、ライトニン・スリム(スクールボーイ・クリーヴ)、ベイビー・ボーイ・ウォーレン(サニー・ボーイ・ウィリアムスンII)など渋い組合せの曲も。1954〜1970年録音の20曲収録。

ここからは駅ビル中古盤屋巡りの成果。

エディ・ボ『Check Mr.Popeye』(Rounder Records CD 2077)
中古。ニュー・オーリンズのリズム&ブルース・シンガー/ピアニスト、Eddie Boの編集盤。1959〜1962年にRicレーベルに録音した14曲を収録。

リトル・サニー(・ジョーンズ)『New Orleans Rhythm & Blues』(Black Magic 9023)
中古。ハーピストとして有名なリトル・サニーとは別人のニュー・オーリンズのリズム&ブルース・シンガー、Little Sonny Jonesのアルバム。1975年録音の11曲収録。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.26

今日の消化盤(7/25)

リトル・マック・シモンズ『Blue Lights』(Black & Blue BB 450.2)

★★★
シカゴのブルースシンガー/ハーピスト、Little Mac Simmonsの1975年パリ録音のアルバム。バックのあまりにも強力なメンツ(p:ウィリー・メイボン、g:ロニー・ブルックス&ヒューバート・サムリン、b:デイヴ・マイヤーズ、dr:フレッド・ビロウ!)に惹かれて買ってみたのだが、ある程度予想した通り非常にシュアでステディなプレイである。ここからは個人的な好みになってしまうと思うのだが、個人的にはこういう優等生的なブルースには今ひとつ魅力を感じられない。どこか破綻している音の方が好きだ。つうことでちょっと期待はずれな一枚でした。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.25

今日の消化盤(7/23)

ウェルドン・"ジュークボーイ"・ボナー『The Texas Blues Troubadour』(Collectables Records COL-CD-5227)

★★★☆
テキサスの「ワンマン・バンド・スタイル」のブルースマン、Weldon "Jukeboy" Bonner(一般的には単にJukeboy Bonnerと呼ばれる)の編集盤。複数のセッション音源からの編集と思われ、音的にも音質も曲毎にバラバラ。弾き語りのカントリー・ブルースあり、バンド編成の曲ありだが、全体的にかなりグダグダ。しかしそこがまたラフでワイルドな魅力ともなっている。

Various Artists『Space Guitar & Deathray Boogie Vintage Science Fiction Songs 1930-1954』(Collectables Records COL-CD-5227)

★★★☆
謎のレーベル、Buzzolaから出ているテーマ別戦前〜戦後ブルース・アンソロジーの第10集。タイトル通り、SFがテーマだ。そのせいかあって全編とにかく怪しげ。1曲目からいきなり「Flying Saucer Boogie」(女性の叫び声のSE入り)というタイトルで始まり、以降「Two Little Men In A Flying Saucer」(なんとエラ・フィッツジェラルド!)とか「Rockin' With The Rocket」とか怪しげなタイトルが満載(アルバート・アモンズによる「Nagasaki」なんて曲もあり)。音的にはブルースに止まらずカントリー、ロカビリーなど幅広いがうまくまとめた選曲はなかなか見事。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

今日の消化盤(7/22)

リトル・ミス・コーンシャックス『1947-1951』(Classics 5059)

★★★
若干19歳にして、アトランティック・レコードの創始者、アーメット・アーティガンに見いだされた(割には録音させて貰えなかったのだが)という経歴を持つ、Little Miss Cornshucksの編集盤。キワモノっぽい外観とは裏腹に、ヴォーカルの方はかなりの本格派。ノーブルで、特にこれといった欠点はないが、逆に言うとやや特色に欠ける、という面はある。聴いていても素直に耳に入ってくるのだが、いまひとつ残るモノがなかった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.21

それがどうした今日も買う(7/19)

クリーム『BBC Sessions』(BBC/Porydor 076 048-2)
中古。クリームのBBCセッション音源集。1966〜1968年に出演した「Band Beat」、「Saturday Club」、「Guitar Club」、「Ryhthm & Blues」、「Top Gear」といった番組でのスタジオ・ライヴの模様を収録したもの。

ロバート・JR・ロックウッド&ジ・エイシス『ブルース・ライヴ!〜コンプリート版〜』(ヴィヴィッド・サウンド VSCD 3107/8)
新品。1974年、第1回ブルース・フェスティバルでのRobert Jr Lockwood & The Acesのライブの模様を収録したもの。以前第1集、第2集と別々に発売されていたものをまとめ、更にボーナス・ディスクを付けた3枚組仕様。ボーナス・ディスクには前座(というには格が違いすぎるが)、スリーピー・ジョン・エスティス&ハミー・ニクソンの曲も収録。紙ジャケ仕様。

リトル・ミルトン『刑務所ライブ1983 featuring ラッキー・ピータースン』(Delmark/P-Vine PCD-23704)
新品。リトル・ミルトンの、1983年1月14日、インディアナ州ウェストビル更正センターでの慰問ライヴの模様を収録したライヴ盤。

ザ・サム・レイ・ブルース・バンド『Shuffle Master』(Appaloosa AP085-2)
中古。ブルースシンガー/ドラマー、Sam LayのThe Sam Lay Blues Band名義での1992年発表のアルバム。

グラディ・ゲインズ『Full Gain』(Black Top Records CD BT 1041)
中古。テキサスのシンガー/サクソフォニスト、Grady Gainesの1988年発表のデビュー・アルバム。なんといっても、弟ロイ・ゲインズ、そしてクラレンス・ハラマンという豪華すぎるツイン・ギター!(ジャケットもその3人)。期待大。

Various Artists『Honky Tonk! The Best Of KING & Federal R&B Instrumentals』(Ace Records CDCHD 761)
中古。タイトル通り、KING/Federalレーベルに残されたリズム&ブルースのインスト曲ばかり集めた編集盤。フレディ・キングを始め、アール・ボスティック、サニー・トンプスン、ウォッシュボード・ビル・ウィズ・ミッキー・ベイカー&キング・カーティス、カル・グリーン、ジョニー・オーティス・ウィズ・ジョニー・ギター・ワトソンなど気になる名前がいっぱい。1948〜1964年録音の24曲を収録。

スリム・ハーポ『ベイビー・スクラッチ・マイ・バック』(P-Vine PCD-2423)
中古。1966年に発表のExcelloレーベルからの2枚目のアルバムにシングル曲4曲を追加したもの。

宇多田ヒカル『Heart Station』EMIミュージック・ジャパン TOCT-26600)
中古。宇多田ヒカル2008年発表の最新アルバム。今回はシングル曲にイマイチこれという曲がなかったので、中古待ちしていたのだが、ようやく落ちているのを見つけて購入。

倉橋ヨエコ『東京ピアノ』(First Aid Network POCE-2508)
中古。現在開催中のツアー終了を以て音楽家活動を廃業してしまうという(何があったのだろう?)倉橋ヨエコ嬢のフル・アルバムとしては3作目にあたる作品。

ロバート・ナイトホーク&ヒューストン・スタックハウス『Masters Of Modern Blues』(Testament Records TCD 5010)
中古。Robert NighthawkおよびHouston Stackhouseのカップリング盤。アナログ盤に6曲追加した18曲。内訳はロバート・ナイトホーク9曲、ジョニー・ヤング1曲、ヒューストン・スタックハウス8曲だが、ナイトホークは全曲に参加しているので、彼を中心にした作品だと言っても差し支えないだろう。

イ・ジョンヒョン『千面女孩 Love Me』(Yedang/海蝶OBC08003)
新品。韓国での第6集、『Fantastic Girl』の中国版。全曲中国語で歌われているという噂があったので購入してみたが、実際には中国語バージョンは2曲だけだった(1曲は完全な新曲)。ちょっとがっかり。おまけのDVD目当てで買ったようなもん(PAL方式なので通常のDVDプレイヤーでは視聴出来ません。パソコンでなら見れます)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.19

今日の消化盤(7/18)

Various Artists『The Excello Story The Best Of Excello Records』(Excello Records EXCELLO CD 3001)

★★★☆
タイトル通り、Excelloレーベルの代表曲をまんべんなく集めたオムニバス盤。30曲収録。総花的なベスト盤だけあって、収録曲はカントリー・ブルースあり、ジャンプあり、ドゥーアップあり、ロカビリーありと多様だが、いかにもこのレーベルらしくどこか垢抜けないユルいノリは共通している。
まあ、有名どころは当然名曲ぞろいだが、その他のアーティストとしては鶏の鳴き声真似ギターで始まるクラレンス・サミュエルズ(ギターはジョニー・コープランド)、ちょっとアール・キングっぽいジョー・ハドソン、インストと歌もの2曲収録されているがいずれも味わい深いギター・ゲイブルあたりが印象に残った。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.18

今日の消化盤(7/17)

ジェイムズ・ブッカー『Taste Of Honey』(Night Train International NTI CD 2006)

★★★☆
ニュー・オーリンズの「ピアノの魔術師」James Bookerの2枚組ライヴ盤。といっても1回のライヴを収録したものではなく、いろんな音源からのつぎはぎ編集盤。1977年ニュー・オーリンズでのライヴ、とあるだけで詳細な情報は判らない。
つぎはぎライヴらしく、同じ曲が2,3バージョン収録されていたりもするが、曲のアレンジなどはかなり異なるので、それはそれで楽しい。歌もの、インストの比率は4:6くらいか。2枚続けざまに聴いてもだれずに楽しめた。音質は曲によってまちまちで、なかには明らかにオーディエンス録音というのもある。2枚目はやや音質悪い曲が多し。
なお、CD裏ジャケの曲名一覧に誤りあり。CD1枚目の4曲目と7曲目が入れ替わって記載されている(ブックレット裏面の曲一覧は正しい)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

今日の消化盤(7/16)

長見順『Oyazi』(Nyon Records NJ-003)
★★★☆
日本人ブルースウーマン、長見順の1stアルバム。中古で買ったきり何故か聴く気がせず棚で熟成させていたのだが、もう良かろうということで聴いてみた。1曲目のタイトルがいきなり「一家離散の歌」。どんな曲やと思っていたら湿気てカビが生えてどうのこうの、と歌われ、最後に「カビが生えたら一家離散。」と締められるっていうまあ、全編そんなノリのアルバム。とは言え、演奏そのものはしっかりブルースしている。肩に力が入りすぎず抜けすぎない、その辺の案分はなかなかよろしい。
※このCDはamazonでは取り扱っていないようです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.16

それがどうした今日も買う(7/16)

ジェイムズ・ブッカー『New Orleans Piano Wizard: Live!』(Rounder Records CD 2027)
中古。ヤフオクで落札。ニュー・オーリンズの「ピアノの魔術師」左眼のアイ・パッチもかっこいいジェイムズ・ブッカーのライヴ盤。1977年11月27日、チューリッヒでのライヴを収録したもの。9曲。完全版かどうかは不明。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

今日の消化盤(7/15)

Various Artists『Junkers, Jivers & Coke Friends Vintage Songs About Drugs 1926-1952』(Buzzola BZCD 009)

★★★☆
謎のレーベル、Buzzolaから出ているテーマ別のブルース・コンピレーションシリーズの第9集。本集ではサブタイトルにもあるようにドラッグがテーマ。う〜ん、歌詞が聴き取れたらなあ。もっと楽しめると思うのだが…。でもまあ、音を聴いているだけでも充分楽しめる。曲のタイトルは「Cocaine Blues」と言ったそのものずばりのものからおそらく俗語ではドラッグ関係の言葉なのだろうと思われるものまで様々。年代的には戦前〜戦後までをまたがっているが、戦後ものはジャンプ/ジャイヴ勢が多い。ルイ・ジョーダン、スリム・ゲイラード&スラム・ステュワート、キャブ・キャロウェイなど、今までどちらかというと避けてきた方面の曲が面白かった。今後はそっちの方にも手を出してみるかな。

リトル・ミルトン『グリッツ・エイント・グローサリーズ』(MCAビクター MVCM 22025)

★★★★
リトル・ミルトン1969年発表のアルバム。後年のStaxレーベル在籍時のものほどではないが、でも充分ソウルフルでファンキー。曲毎にかなり印象が違い、ストレートなブルースあればソウルあり、ファンクありという感じ。日本では今ひとつ人気がないように思われるリトル・ミルトンだが、どうしてだろう?最もワシも最初に聴いたときは今ひとつピンとこなかった。あまりにもストレートすぎるというか、衒いがないところがいかんのかのう…。まあ、できるだけ多くの人に聴いてもらいたいものです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

今日の消化盤(7/12)

ビー・ヒューストン『The Hustler』(Arhoolie CD9008)

★★★☆
ビッグ・ママ・ソーントンのバンドなどで知られるシンガー/ギタリスト、Bee Houstonの編集盤。ヴォーカルはあまり得意ではないらしく、全19曲中、自らヴォーカルを取っているのは7曲のみ。あとはインストか、他人にヴォーカルを任せた曲。
というのことでヴォーカルのほうはちょっと怪しげだが、ギターの方はなかなか聴かせる。アタックの強い、パキパキという擬音語が似合うようなギターはいかにもテキサスという感じのするものだ。テクニック的にはヴォーカル同様ちょっと怪しげで、不安を覚える点もあるのだが、独特の味わいがあって良い。
ゲスト・ヴォーカルはビッグ・ママが1曲と、後はウィリー・モレットが歌っているが、これがなかなか暑苦しいヴォーカルで耳に残る。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.12

それがどうした今日も買う(7/12)

Various Artists『Shake That Thing! East Coast Blues 1935-1953』(JSP Records JSP7753)
新品。ヤフオクで落札。サブタイトル通り、戦前〜戦後の東海岸地域のブルースを集めた4枚組ボックスセット。外箱には「Gabriel Brown・Ralph Willis・Dan Pickett・Leroy Dallas」の4人の名前が書かれているのだが、詳細情報を見た限りでは「Leroy Dallas」の音源は収録されていないっぽい。
収録曲は全105曲。内訳は、ゲイブリエル・ブラウンが41曲。ラルフ・ウィリスが46曲。ダン・ピケットが18曲。ダン・ピケットについてはP-Vineから出ていたCDを既に所有しているのでダブり。でもCD1枚分くらいの価格で落札できたからまあいいや。

ビッグ・ジョン・グリア『I'm The Fat Man』(ReV-Ora Handstand CR BAND 17)
中古。ラッキー・ミリンダー楽団などに在籍して活躍したシンガー/テナー・サキソフォニスト、Big John Greerの編集盤。1949〜1955年に録音された30曲を収録。発表名義はLucky Millinder And His Orchestra,Big John Greer And His Rhythm Rockers,などバラバラだがいずれの曲でも彼のサキソフォンとヴォーカル(ただしインスト曲もあり)が楽しめる。9曲でミッキー・ベイカーがギターで参加しているのも個人的にはポイント高し。

リトル・マック・シモンズ『Blue Lights』(Black & Blue BB 450.2)
シカゴのブルースシンガー/ハーピスト、Little Mac Simmonsの1975年パリ録音のアルバム。CD化に際してライヴ音源を含む5曲がボーナストラックとして収録され全15曲となっている。リトル・マック・シモンズはオムニバス盤では聴いたことがあったが、あまり強い印象はない。にもかかわらず買ってしまったのはバックのメンツがあまりにも強力すぎ(p:ウィリー・メイボン、g:ロニー・ブルックス&ヒューバート・サムリン、b:デイヴ・マイヤーズ、dr:フレッド・ビロウ!)たから。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

今日の消化盤(7/10)

ポール・"ワイン"・ジョーンズ『ミュール』(P-Vine PCD-3820)

★★★
48歳にしてデビュー作という遅咲きのブルースマン、Paul "Wine" Jonesの1stアルバム。「プログレッシヴ・カントリー・ブルース」という謳い文句だが、「プログレッシヴ」というよりは「パンキッシュ」と言った方がぴったりくるような気がする。とにかく全編荒々しいギターの音と濁声のヴォーカルが炸裂。大音量で聴いたらストレス解消にはなりそうだが、今ひとつ単調というか、全曲変わり映えのしない感じなのが難。もうすこし緩急を付けるというか、曲のバリエーションがあれば良盤になったと思うのだが…。まあでもそういう小細工とは無縁な人であるのも確か。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

今日の消化盤(7/8)

Various Artists『Cool Daddy The Central Avenue Scene 1951-1957 Volume 3』(Ace Records CDCHD 1099)

★★★★
Comboレーベル音源から編まれたブルース、リズム&ブルース、ジャンプ、ジャイヴの編集盤第3集。かなりジャンプブルース寄りの音が多い。歌ものとインストの比率は7:3というところか。さすがAceの仕事だけあって安心して聴ける。とにかく難しいことは考えずひたすら音に身をゆだねられるというか。なかなかの拾いものだった。第1集と第2集も入手して聴いてみたい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.08

それがどうした今日も買う(7/8)

ウェルドン・"ジュークボーイ"・ボナー『The Texas Blues Troubadour』(Collectables Records COL-CD-5227)
中古。ヤフオクで落札。テキサスの「ワンマン・バンド・スタイル」のブルースマン、Weldon "Jukeboy" Bonner(一般的には単にJukeboy Bonnerと呼ばれる)の編集盤。1968年にヒューストンで録音されたもので、一部の曲はHome Cookingレーベルからリリースされていたが、大半は未発表曲。14曲収録。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

今日の消化盤(7/7)

ロスコー・ゴードン『No Dark In The America』(Dualtone 80302-01158-2)

★★★★
シカゴのブルースシンガー/ピアニスト、Rosco Gordonの2004年発表?のアルバム。なんというか、あまりブルースらしくない音だ。と言ってブルースではないかと言えばそうでもない。根っこというか芯の部分はしっかりブルースしている。非常にモダンな感じがするのだが、時代を考えると、モダンブルースというよりはポスト・モダンブルースというべきかも知れない。まあ、ジャンルのくくりはどうであれ非常に良質な音楽であることは間違いない。なんというか、リラックスした雰囲気でありながらテンションは高いという、ちょっと矛盾した書き方をしたい音だ。これはなかなかの拾いものだった。

キャロル・フラン『Fran-tastic』(Sound Of New Orleans SONO 1056)
★★★
女性ブルースシンガー、Carol Franの、夫クラレンス・ハラマンを亡くしてから発表されたソロ・アルバム。どちらかと言えば大人しめの、しっとりとした雰囲気のある音だ。これはこれで悪くはないが、やはりこの人の持ち味はソウルフルでパワフルなヴォーカルスタイルだと思うので、ちょっと歯がゆい感じはある。
※このCDはamazonでは取り扱っていないようです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.05

それがどうした今日も買う(7/5)

サンタナ『サンタナ1st/レガシー・エディション』(Sony BMG Music Entertainment MHCP 540〜1)
中古。サンタナの記念すべきデビュー・アルバムの、2004年に出たレガシー・エディションの国内盤。2枚組で、1枚目にはオリジナル・アルバムの9曲と別テイク2曲、スタジオ・ジャム1曲を収録。2枚目にはアルバム制作前に行われたセッションの模様を収録した6曲と、ウッドストックでのライヴ・パフォーマンス全7曲を収録。

ラヴァーン・ベイカー『Soul On Fire』(Atlantic 82311-2)
中古。ルース・ブラウンと共にアトランティックのリズム&ブルース2大歌姫的存在だったLavern Bakerのアトランティック時代のベスト盤。1953〜1962年録音の20曲を収録。

スー・フォーリー/デボラ・コールマン/ロクサーヌ・ポトヴィン『タイム・ボム 3ギター・ウィメン・アルバム』(Ruf Records/BSMF Records BSMF-2039)
新品。Rufレーベル所属の3大ブルースウーマン、Sue Foley、Deborah Coleman、Roxanne Potvinのコラボレート・アルバム。全11曲中、3曲ずつ各々がリード・ヴォーカルを取り、残り2曲は合唱、というスタイル。

デヴィッド・クロス&ナオミ・マキ『Unbounded』(Noisy Records/Disk Union DUKC001)
新品。元キング・クリムゾンのヴァイオリニスト、David Crossと日本人ヴォーカリスト/ピアニスト、ナオミ・マキ(誰?)のコラボレートアルバム。2006年発表。「Electric Chamber Music」というサブタイトルが付けられているので、まあそういう音なんだろう。

Various Artists『Junkers, Jivers & Coke Friends Vintage Songs About Drugs 1926-1952』(Buzzola BZCD 009)
新品。Buzzolaというレーベルから出ている戦前〜戦後のブルース・コンピレーション・シリーズの1枚。サブタイトルにあるように、ドラッグがテーマになっている。このシリーズは、パルプ・フィクションのイラストを使ったジャケが秀逸なので、半分くらいはジャケ買い。まあ、中身の方も面白そうだけど。

Various Artists『Space Guitar & Deathray Boogie Vintage Science Fiction Songs 1930-1954』(Buzzola BZCD 010)
新品。上のと同じシリーズの1枚。こっちはSFがテーマ。SFとブルース?ちょっと聞くと変な組合せのようだが、収録曲を見るといきなり「Flying Saucer Boogie」なんて曲から始まっており、それなりに接点はあるようだ。

Various Artists『Outside The Law Gangsters, Racketeers & The Feds・ Vintage Songs 1922-1947』(Buzzola BZCD 009)
新品。これも同じシリーズ。テーマは、ギャング、詐欺師、そして役人。

Various Artists『The Best Of Excello Records』(Excello Records EXCELLO CD 3001)
中古。タイトル通り、Excelloレーベル音源のベスト盤。アーサー・ガンターに始まり、ギター・ゲイブル、ロンサム・サンダウン、レイジー・レスターなどがずらりと並び、締めはシャイ・ガイ・ダグラス。30曲収録。キャロル・フランの名前があるのはちょっと意外。Excelloにも録音していたのか。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

今日の消化盤(7/4)

ミッキー&シルヴィア『The Willow Sessions』(Sequel Records NEM CD 763)

★★★☆
ブルースシンガー/ギタリスト、Mickey Bakerがシルヴィア・ヴァンダーポールと結成したミッキー&シルヴィアの編集盤。いったん解散した後、1960年代に再結成して活動した時期のもので、Willowレーベル音源19曲を収録(内2曲はシルヴィア単独名義)。
音の方はブルースというよりはポップだが、ソウルっぽい雰囲気もあり楽しい。ミッキー・ベイカーのギター・インスト曲「Mickey's Blues」なんて曲もあり。ミッキー・ベイカーのファンはやはり持っておくべきかと。

サニー・ローズ『Just Blues』(Evidence Music ECD 26060-2)

★★★☆
テキサス生まれのブルースシンガー/ギタリストにしてスティールギターの名手、Sonny Rhodesの1995年発表のアルバム。ジャケ写ではターバンを巻いた怪しげな姿で(ひょっとするとインド系なのかも知れないが)、微笑んでいるサニー・ローズだが、ギターの腕前は確かで情緒あふれるギターを聴かせてくれる。いかにもテキサスという、乾いたしかし味わい深い音だ。ザ・テキサス・ツウィスターズという名前のバック・バンドも良い感じ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.04

今日の消化盤(7/3)

リトル・ジョー・ブルー『The Very Best Of Little Joe Blue』(Collectables COL-5744)

★★★☆
B.B.キングのフォロワーとして語られる事の多いブルースマン、Little Joe Blueの編集盤。『ブルースCDガイド・ブック2.0』によれば、Spaceレーベルから発表されたアルバム『Happy Here』とKrisレーベルからのアルバム『Blue & The Blues Are Back』のダブリ曲を除いて編集したものの由。
音の方であるが、あまりB.B.キングっぽくはない。かなりソウル風の味付けである。こぢんまりしすぎという嫌いはあるものの、それなりに聴かせる。曲に乗せて自己紹介する1曲目など、なかなかかっこいい。ただ、後半のKrisレーベルからの曲は、盤起こしらしく、音質はイマイチ。

ジョー・"ギター"・ヒューズ『If You Want To See The Blues』(Black Top Records BT 1050)

★★★
テキサスのブルースシンガー/ギタリスト、Joe "Guitar" Hughesの1989年発表のアルバム。音の方は、良くも悪くもBlack Topレーベルらしい音で、そつはないものの今ひとつ面白みに欠ける。ギターのほうも、名前とは裏腹に破綻のないスタイルで特色に欠ける。むしろ、ヴォーカルの方がけっこう味わいがあって面白かった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

今日の消化盤(7/1)

ヴァンゲリス『Blade Runner Trilogy 25th Anniversary』(Warner Bros. Entertainment 060075305147(4))

★★★☆
映画公開25周年を記念して、3枚組で出された『ブレード・ランナー』のサントラ盤。1枚目は1994年に出た1枚もののサントラのリマスター版。2枚目は映画で使用されたが1994年のサントラでは収録されなかった曲を集めたもの。そして3枚目は『BR25』と題された、今回のサントラ盤のためにヴァンゲリスが書き下ろしたオリジナル作品(映画にインスパイアされたもの)、となっている。
1994年版のサントラは出た当時購入済なので、今回は2枚目と3枚目の感想を。まず2枚目は、さすがに主要な曲は1994年版で発表済なのでやや小粒という感は否めないが、それでも映画の重要なシーンで使用された曲が多々ある。また曲と曲の間がつながるような編集がされていて、非常にスムースというか、流れるように聴いている内にいつのまにか終わっているという感じだ。
3枚目のオリジナル曲だが、これも映画のイメージを損なわないような曲ばかりで、2枚目と続けて聴いたのであるが特に違和感はなかった。1994年版を持っている人でも、買い換えて損はないと思う。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.01

それがどうした今日も買う(6/29)

リトル・ミス・コーンシャックス『1947-1951』(Classics Records 5059)
中古。ヤフオクで落札。若干19歳にして、アトランティック・レコードの創始者、アーメット・アーティガンに見いだされた(割には録音させて貰えなかったのだが)という経歴を持つ、Little Miss Cornshucksの編集盤。1947〜1951年に、Sunbeam/Miltone/Aladdin/Coralレーベルに録音された21曲を収録。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

今日の消化盤(6/28)

スモーキー・ウィルソン『スモーキースタック・ライトニン』(ViViD Sound VSCD-031)
★★★
西海岸のファンキー・ブルースマン、Smokey Wilsonの1992年発表のアルバム。日米合同企画(ていうかおそらく日本主導)で、日本語のSEが入っていたりする。
音的には、ホーンやシンセが入ってかなりゴージャスな感じだが、正直オーバープロデュース気味という感は否めない。もっとシンプルなサウンドで、スモーキーを自由に暴れさせた方がいいものができたのではないかと思うのだが…。まあ、スモーキーのヴォーカルやギターは存分に楽しめるので聴き所はあるしファンの人は買って損はないと思うけど。
※このCDは現在廃盤で、amazonにも登録がないようです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« June 2008 | Main | August 2008 »