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2010.10.29

今日の消化盤(10/28)

Nikolaus Harnoncourt指揮『Beethoven Symphonies Nos.1-9 (2/5)』(Teldec 0927 49768-2)

★★★☆
アーノンクール指揮、ヨーロッパ室内管弦楽団演奏によるベートーヴェン交響曲全集5枚組の2枚目。2枚目には「交響曲第6番"田園"」と「交響曲第8番」を収録。
アーノンクールのベートーヴェンは、最初聴いた時には、ちょっと普通すぎるんじゃないか、他のアーティストの演奏と差別化できるものがないような感じを受けたのだが、2枚目ともなって馴染んでくると、これはこれで良いものだと思えてきた。
なんとも言えずゆったりした、穏やかな演奏であるが、同時に芯の強さも感じさせる。今回は割と落ち着いた感じの2曲だったが、この調子でデモーニッシュな9番を聴くとどうなってしまうのか、ちょっと楽しみ。

Nikolai Golovanov指揮『Tchaikovsky Scriabin Borodin Mussorgsky (1/3)』(Venezia CDVE00008)

★★★★☆
ロシアの怪人指揮者、ゴロワノフの3枚組の1枚目。この1枚目にはチャイコフスキー「序曲-1812年」と「交響曲第6番」を収録。
もう、この人の指揮は「爆演」とかいうレベルのものではなく、「怪演」だ。独自の解釈で曲を再構成しているとしか思えない。破天荒という言葉がそのまま当てはまるような演奏である。
崩壊寸前といった感じの演奏なのだが、それでも力技でえいやっと最後までひたすら突き進む。そんな綱渡りのような危うさと、どっしりとした骨太なところが両存している、希有な演奏である。

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