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2011.09.19

今日の消化盤(9/6)

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮アンネ=ゾフィー・ムター、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団他演奏『コンプリート・レコーディングス・オン・ドイツ・グラモフォン1978-1988』(EMI/Virgin Classics 7243 5 61809 2 5)
★★★☆〜★★★★
カラヤンが指揮、ムターがソリストという組合せで、DGに録音された音源をCD5枚に完全収録したもの。オーケストラは殆どがベルリン・フィルハーモニー管弦楽団で、1曲のみウィーン・フィルハーモニー管弦楽団となっている。
CD1枚目は、モーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲第3番」、「同第5番」が収録されている。この時点では、ムターもそしてモーツァルトも聴くのが初めてだったので、ちょっと不安はあったのだが、聴いてみると「なかなかええやん」という印象。ムターのヴァイオリンはかなり饒舌というか華やかな感じだが、それがモーツァルトには合っているような気がした。
2枚目はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。モーツァルトとは一見対角線上にあるような音だが、ムターのヴァイオリンはこれもうまくこなしている。
3枚目はベートーヴェンの三重協奏曲とチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。ベートーヴェンの曲は、まあ可もなく不可もなしという感じ。チャイコフスキーのは名曲だけあって期待したがさすがの出来。
4枚目はブラームスのヴァイオリン協奏曲と二重協奏曲。これは自分がブラームス嫌いというのもあってか、今ひとつのれなかった。
ラスト、5枚目はメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」とブルッフの「ヴァイオリン協奏曲第1番」。これはなかなか好み。特にブルッフはそれまで全く知らなかった人だけに好感度二重アップ!
ということで、巨匠カラヤンの指揮の下、最初のセッションは13歳(!)、それから13年間というムターの成長の様子も知れる好企画箱でした。
ムターのヴァイオリンは、伸びやかな高音も良いが、楽器の限界を探るような低音の力強さも良い。こういう力強い低音は、バロック・ヴァイオリンではなかなか出せないと思われる。

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