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March 2018

2018.03.28

●ジャンゴ・ラインハルトの10枚組箱『Milestone Of A Legend』について Part.7●

またまた間が空いてしまいましたが、更新します。今回はCD9とCD10の調査、そして総括です(年度末に合わせて最終回です)。



それではまずCD9の情報を見てみましょう。

◆CD9

Django Reinhardt & Quintet Of The H C F & Stephane Grappelly
 ”Djangology” 1961 [RCA Victor―US LPM 2390]
 Bass Carlo Pecopi Drums Aurelio Carolis Guitar Django Reinhardt Piano Gianni Safred Violin Stephane Grappelly

このCDでは、■アーティスト名
"アルバム名" 発表年 [レーベル―発表国 カタログ番号]
演奏者名(楽器 人名)、という順で表記されています。アーティスト名の"H C F"は例によって"Hot Club of France"の略称です。今までは、ステファン・グラッペリが"H C F"に含まれていましたが、今作では別扱いになっているようです。
このCDの収録時間は39.40分(39.34分)注1です。

それではアルバム情報です。例によって、[レーベル名―国名 カタログ番号]で検索してみて、こちらのページがヒットしました、が、見ての通りこれはペリー・コモのアルバムのページで全く関係ありません。どうやらカタログ番号が誤っている模様です。アーティスト名とアルバム名で検索して、こちらのページに辿り着きました。正しいカタログ番号は「LPM 2319」のようです。
それ以外には、アルバム名が、「&」と「And」、「&」と「With」と言った細かい差異があります。発表年は一致しています。曲名は、2(A2)、5(A5)、8(B2)が一部異なっていますが、表記のゆれの範囲内であり、別の意味と言う程ではありません。

それではいつもの収録曲表です。

■Djangology

No.曲   名
1(A1)Minor Swing
2(A2)Beyond The Sea(La Mer)
3(A3)Bricktop
4(A4)Honeysuckle Rose
5(A5)Artillerie Lourde (Heavy Artillery)
6(A6)Djangology
7(B1)After You've Gone
8(B2)Ou Es-Tu Mon Amour (Where Are You My Love)
9(B3)I Saw Stars
10(B4)Lover Man (Oh Where Can You Be)
11(B5)Menilmontant
12(B6)Swing 42


次にCD10の情報を見てみましょう。

◆CD10

アーティスト名表記なし "Django Reinhardt Et Le Quintette Du H C F" The Very Best Of 1961
 [RCA―France 730.596]
 演奏者名表記なし

このCDでは、アーティスト名と演奏者名の記述がなく、■ "アルバム名" The Very Best Of 発表年(もしくは、The Very Best Of 1961 発表年なし)
[レーベル―発表国 カタログ番号]、という順で表記されています。
アーティスト名と演奏者名の表記がないのは、CD7と同じく、アルバム名=アーティスト名=演奏者名だからでしょう。謎なのはダブルクォーテーションで囲まれたアルバム名の後ろに付けられた「The Very Best Of」の文字列です。或いは「The Very Best Of 1961」までが文字列で、発表年の表記がない、とも考えられます。
とりあえず、例によって、[レーベル名―国名 カタログ番号]で検索してみて、こちらのページがヒットしました。これには、「The Very Best Of」の文字列は付いていません。また発表年は1961年ではなく1972年となっています。
考えられるのは、ダブルクォーテーションで囲った"Django Reinhardt Et Le Quintette Du H C F"だけだと、CD7と同じアルバム名になってしまい(中身は全く違っていますが)、区別がつかなくなるので、「The Very Best Of 1961」という文字列を足したのではないか?ということです。なぜ「1961」なのか?という疑問は残りますが...。
このCDの収録時間は42.03分(41.55分)注1です。

それではいつもの収録曲表です。

■Django Reinhardt Et Le Quintette Du H C F (The Very Best Of 1961)

No.曲   名
1(A1)Jersey Bounce
2(A2)Nuages
3(A3)Sophisticated Lady
4(A4)St. Louis Blues
5(A5)September Song
6(A6)Royal Garden Blues
7(B1)Darktown Strutter’s Ball
8(B2)Stormy Weather
9(B3)Dream Of You
10(B4)A-Tisket A-Tasket
11(B5)Anniversary Song
12(B6)Russian Songs Medley

以上で、全CD10枚の調査が完了しました!

◆総括◆

  1. 収録アルバムについて
    私は、ジャンゴ・ラインハルトについては、まだ聴き始めたばかりなので、この14枚のアルバムのチョイスが妥当なものかどうかは判りませんが、有名な『ジャンゴロジー』やライブ盤を収録するあたり、それなりに考えているとは思えるのですが、全体的に見ると、中途半端という感は否めません。例えば、「メモリアルアルバム」を2と3だけ収録して1は収録しない、と言ったような点などです。
  2. 収録量について
    このボックスセットの総収録時間注2は7時間37分=457分なので、1枚あたりの平均収録時間は、45.7分ということになります。短い、とは言えないかも知れませんが、長くないことは確かです。CD1〜CD4までは2in1ですが、初期のアルバムは、LPと言っても12インチではなく10インチなので、頑張ればCD1枚に3アルバムくらい入るかも知れません。CD5以降は全て1枚1アルバムなので、この辺も適当に調整すれば2in1にできたような気がします。
  3. オリジナルLPにこだわり過ぎでは?
    以前のMembranの10枚組箱はどのアルバムからとか言う考慮なく、ただ曲が詰め込まれているだけのものでした。このボックスセットではその辺が改善されて、アルバム単位で収録されている訳ですが、あまりにもオリジナルのLPにこだわりすぎているような気がします。例えば『ジャンゴロジー』などは現在、ボーナストラックを大量に追加した版が出回っていますが、そこら辺はCDを真似ても良かったのではないかと。まあ、版権とか、色々とややこしい問題があるのかも知れませんが。
  4. 総合的に見て
    さて、このボックスセットの総合評価ですが、ここからは完全に私的な内容になりますが、正直2000円出して買うほどのものではない。というところです。私はHMVでたまたま1080円(税込)注3で売っていたのを買ったので、まあ、それぐらいの価値はあったと思いますが。1500円なら悩んだところ、2000円なら買わなかったでしょう。そんなところです。

以上でこの一連の記事を終わります。長々とお付き合いくださった方、ありがとうございました。

注1.括弧外の時間は、CDペーパースリーブ上の表記時間、括弧内の時間はiTunesで表示された実時間です。以下同様。
注2.iTunesで、14枚全てのアルバムを選択した時に表示される総再生時間です。
注3.3月28日夜の時点で、2052円(税込)まとめ買いすれば1936円

                                       了

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2018.03.22

●ジャンゴ・ラインハルトの10枚組箱『Milestone Of A Legend』について Part.6●

ちょっと間が空いてしまいましたが、まだまだ頑張って更新します。今回はCD7とCD8の調査です。



それではまずCD7の情報を見てみましょう。

◆CD7

アーティスト名表記なし ”Django Reinhardt Et Le Quintette Du H C F” 1959
 [La Voix De Son MaitreーFrance FELP 236 S]
 演奏者名表記なし

このCDでは、アーティスト名および演奏者名の記述がなく、■ "アルバム名" 発表年
[レーベル―発表国 カタログ番号]、という順で表記されています。
アーティスト名と演奏者名の表記がないのは、アルバム名=アーティスト名=演奏者名だからでしょう。
このCDの収録時間は39.46分(39.37分)注1です。

それではアルバム情報です。例によって、[レーベル名―国名 カタログ番号]で検索してみて、こちらのページがヒットしました。
アルバム名は、CD6同様、"Hot Club de France"が"H C F"と略記されています。またCD6では、アルバム名が「Djanfo Reinhardt Et Son Quintette Du H C F」だったのが、「Django Reinhardt Et Le Quintette Du H C F」と微妙に変わっています(「Son=彼の」が「Le=男性を表す定冠詞」と変わっています)。
それ以外収録曲等は、一致していて問題はなさそうです。

それではいつもの収録曲表です。

■Django Reinhardt Et Le Quintette Du H C F

No.曲   名
1(A1)Liebesfreud
2(A2)Danse Norvegienne
3(A3)Vous Qui Passez Sans Me Voir
4(A4)Petit Mensonges
5(A5)Exactly Like You
6(A6)All Of Mel/td>
7(A7)Swet Sue
8(B1)Douce Ambiance
9(B2)Cavalerie
10(B3)Oui (Si Tu Me Dis Oui)
11(B4)Fleur D'Ennui
12(B5)Crepuscule
13(B6)Lentement, Mademoiselle
14(B7)Belleville

次にCD8の情報を見てみましょう。

◆CD8

アーティスト名表記なし ”The Immortal Django Reinhrdt Guitar” 1959
 [Reprise Records―US A-6075 Promo]
 Bass Emmanuel Soudieux & Fred Ermelin Clarinet Hubert Rostaing Drum Andre Jourdan Guitar Django Reinhardt & Eugene Yees & Joseph Reinhardt Violin Stephane Grappelly

このCDでは、アーティスト名の記述がなく、■ "アルバム名" 発表年
[レーベル―発表国 カタログ番号]
演奏者名(楽器 人名)、という順で表記されています。
アーティスト名の表記がないのは、アルバム名にアーティスト名が含まれているからでしょう。
演奏者名を見ると、「五重奏団」どころか、8人もいますね(笑)。まあ、8人が揃って演奏していたかどうかは判りませんが。
このCDの収録時間は45.08分(44.59分)注1です。

それではアルバム情報です。例によって、[レーベル名―国名 カタログ番号]で検索してみて、こちらのページがヒットしました。

アルバム名、収録曲等は、一致していて問題はなさそうです。
が、内容が全く同じ普通のアルバムもあるのに、わざわざプロモ盤を使うのは何故なんでしょうか?なんらかのこだわりがあったのか?

それではいつもの収録曲表です。

■The Immortal Django Reinhardt Guitar

No.曲   名
1(A1)Liebesfreud
2(A2)I Love You
3(A3)Crepuscle
4(A4)Swing Time In Springtime
5(A5)Louise
6(A6)(I Love You) For Sentimental Reasons
7(A7)Songe D'Automne
8(B1)Swing Guitars
9(B2)R-Vingt-Six
10(B3)Sweet Chorus
11(B4)Just One Of Those Things
12(B5)Django's Dream
13(B6)Feerie
14(B7)Stockholm


今回もこれと言った問題も起こらず、CD2枚分消化できました。このペースだと次回が最終回?!
それでは次回、Part 7でお目にかかりましょう。

注1.括弧外の時間は、CDペーパースリーブ上の表記時間、括弧内の時間はiTunesで表示された実時間です。以下同様。

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2018.03.18

●ジャンゴ・ラインハルトの10枚組箱『Milestone Of A Legend』について Part.5●

休みの日は頑張って更新します。今回はCD5とCD6の調査です。
(一部記述に誤りがあったため、3/22(木)に修正を行いました)



それではまずCD5の情報を見てみましょう。

◆CD5

Djanfo Reinhardt ”Django Volume V” 1958
 [La Voix De Son MaitreーFrance FELP 184]
 & M. Warlop & Orchestra & Le Quintette Du Hot Club De France & D.Wells & Orchestra

CD1・2と同じく、■ アーティスト名 "アルバム名" 発表年 [レーベル―発表国 カタログ番号]
演奏者名、という順で表記されています。
これ以降、CD10まで、CD1枚にアルバム1枚だけ収録、という形になります。収録時間が40分を切っているものもあり、詰め込めば2in1にできそうなのですが...。とりあえずこのCDの収録時間は41.00分(40.52分)注1です。
演奏者名のところはなんだか「&」ばかり続いて判りにくいですが、判りやすいように補足して書くと、
(Django Reinhardt) & M. Warlop & (His) Orchestra & Le Quintette Du Hot Club De France & D.Wells & (His) Orchestra ※括弧内が補足した部分
という形になると思います。

それではアルバム情報です。例によって、[レーベル名―国名 カタログ番号]で検索してみて、こちらのページがヒットしました。
アルバム名、収録曲等、一致していて問題はなさそうです。

それではいつもの収録曲表です。

■Django Volume V

No.曲   名
1(A1)Organ Grinder's Swing
2(A2)Tajmahal
3(A3)Serenade For A Wealthy Widow
4(A4)My Serenade
5(A5)Bolero
6(A6)Mabel/td>
7(A7)Blue Drag
8(B1)Viper's Dream
9(B2)Fiddle Blues
10(B3)Swinging With Django
11(B4)Swannee River
12(B5)Paramount Stomp
13(B6)Japanese Sandman
14(B7)Hangin' Around Boudon


それでは次にCD6の情報を見てみましょう。

◆CD6

Djanfo Reinhardt Et Son Quintette Du H C F ”Concert A Bruxelles 1948” 1958
 [Vogue―France LD 610-30]
 Guitar Django Reinhadt & Henri "Louson" Baumgartner Clarinet Hubert Rostaing Bass Louis Vola Drums ArthurMotta

CD1・2と同じく、■ アーティスト名 "アルバム名" 発表年 [レーベル―発表国 カタログ番号]
演奏者名(楽器 人名)、という順で表記されています。
このCDの収録時間は33.20分(34.12分)注1です。ライヴ盤ということもありもう少し長く聴きたいところです・

それではアルバム情報です。例によって、[レーベル名―国名 カタログ番号]で検索してみて、こちらのページがヒットしました。
アーティスト名で、CD上の表記が、「H C F」となっているのは、単に「Hot Club de France」の略記でしょう。
「Djanfo Reinhardt Et Son Quintette Du Hot Club De France」は日本語に訳すと、「ジャンゴ・ラインハルトと彼のフランス・ホット・クラブ五重奏団」となるかと思います。

それではいつもの収録曲表です。

■Concert A Bruxelles 1948

No.曲   名
1(A1)Artillerie Lourde
2(A2)Micro
3(A3)Bolero
4(A4)Cadillac Slim
5(A5)Nuages
6(B1)Place De Broukere/td>
7(B2)Improvisation
8(B3)Improvisation Sur Un Theme Mineur
9(B4)Festival 48
10(B5)Minor Swing

今回はこれと言った問題も起こらなかったので、CD2枚分消化できました。これでPart 10は無くなったかな。
それでは次回、Part 6でお目にかかりましょう。

注1.括弧外の時間は、CDペーパースリーブ上の表記時間、括弧内の時間はiTunesで表示された実時間です。以下同様。

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2018.03.17

●ジャンゴ・ラインハルトの10枚組箱『Milestone Of A Legend』について Part.4●

また2日、間が開きましたが、めげずに頑張って更新するですよ。今回はCD4の調査です。



それでは早速CD4の情報を見てみましょう。

◆CD4

アーティスト名表記なし ”Django” 1957
 [Oriole―UK MG 10019]
 演奏者名表記なし
アーティスト名表記なし "Django Et Le Quintette Du Hot Club De France" 1957
 [La Voix De Son MaitreーFrance FELP 154]
 演奏者名表記なし

このCDでは、前半後半のアルバム共、アーティスト名および演奏者名の記述がなく、■ "アルバム名" 発表年
[レーベル―発表国 カタログ番号]、という順で表記されています。
前半・後半で2つのアルバムが収録されていることは、CD1・2・3と同様です。
アーティスト名がないということは、Django Reinhardtであると、考えても良いのでしょうかね?
このCDの収録時間は69.27分(69.13分)注1です。

それでは前半のアルバムです。例によって、[レーベル名―国名 カタログ番号]で検索してみて、こちらのページがヒットしました。8曲目(B3)の曲名が若干違っています(CD上は、「Sweet Sue (Just You)」、該当ページ上は、()のない「Sweet Sue, Just you」)が、他には矛盾はありません。

それでは後半のアルバムに行きます。これも[レーベル名―国名 カタログ番号]で検索してみて、こちらのページがヒットしました。が、CDと該当ページ上とでは、アルバム名が異なります。CD上は"Django Et Le Quintette Du Hot Club De France"ですが、該当ページ上は、"Django (Volume 1)"と全く異なっています。
そこで、「Django Et Le Quintette Du Hot Club De France」で検索してみたのですが、該当するものは見つかりませんでした。「Django Reinhardt Et Le Quintette Du Hot Club De France」ならヒットするのですが、肝心の内容が全く異なります。
一方、[レーベル名―国名 カタログ番号]で検索して見つかったページの方は、曲情報は、CDのそれと一致しています。またCDの実際に収録してある内容も調べましたが、これもCDの表記と一致しています。
このことから、やはりタイトルは、該当のページにあった、「Django {Volume 1)」で正しく、CD(のペーパースリーブ)上の表記が間違っていると推測してよいかと思います。

それではいつもの収録曲をまとめた表です。

■Django

No.曲   名
1(A1)Oh, Lady Be Good
2(A2)Dinah
3(A3)Confessin'
4(A4)I Saw Stars
5(A5)Tiger Rag
6(B1)The Continental/td>
7(B2)Blue Drag
8(B3)Sweet Sue (Just You)(CDペーパースリーブ上の表記。LP盤では「Sweet Sue, Just You」)
9(B4)The Sunshine Of Your SmileA Amphion
10(B5)Swannee River

■Django Et Le Quintette Du Hot Club De France(CDペーパースリーブ上の表記。LP盤では"Django (Volume 1)"
11(A1)I Can't Give You Anything But Love
12(A2)I'se A Muggin'
13(A3)Oriental Shuffle
14(A4)Limehouse Blues
15(A5)After You've Gone
16(A6)Star Dust
17(A7)Présentation Stomp
18(B1)Sweet Chorus
19(B2)Nagasaki
20(B3)Are You In The Mood
21(B4)Georgia On My Mind
22(B5)Shine
23(B6)Swing Guitars
24(B7)In The Still Of The Night

さて、今回も後半のアルバムに問題が起こって、時間を取られてしまい、1枚だけの調査となってしまいました(なぜか後半のアルバムばかり問題が起こる。何故だ?)。
ともあれ、順調にPart 10に向けて進行中ですw
それではPart 5でお会いしましょう。

注1.括弧外の時間は、CDペーパースリーブ上の表記時間、括弧内の時間はiTunesで表示された実時間です。以下同様。

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2018.03.14

●ジャンゴ・ラインハルトの10枚組箱『Milestone Of A Legend』について Part.3●

1日間が開きましたが、まだまだ頑張って更新するですよ。今回はCD3の調査です。



それでは早速CD3の情報を見てみましょう。

◆CD3

[Period Records―US SPL 1102]
Django Reinhardt ”Memorial Album 3” 1954
 Quintet Of The Hot Club Of France
アーティスト名表記なし "Django Reinhardt" 1954 [His Masters Voice―UK DLP 1045]
 演奏者名表記なし、上のアルバムと同じか?

今までとほぼ同じく、■ アーティスト名 "アルバム名" 発表年 [レーベル―発表国 カタログ番号]
演奏者名、という順で表記されています。
前半・後半で2つのアルバムが収録されていることも、CD1・2と同様です。
このCDの収録時間は53.39分(53.29分)注1です。

では、前半のアルバムを見ていきましょう。CD2に収録してある"Memorial Album 2"と同様の記述となっています。例によって、「レーベル―国名 カタログ番号」で検索して、こちらのページがひっかかりました。
特に矛盾しているようなところはないですが、3曲目の曲名の綴が間違っていますね。「Del Salle」ではなく、「Dell Salle」です。lが一本少ない!
また、7曲目は、「Songe D'Automne」となっていますが、オリジナルLP盤上の表記は「Songe d'Automne」です。まあこれは表記のゆれ、という気もしますが。

それでは後半のアルバムへ行きます。
「アーティスト名表記なし」なのは、アーティスト名=アルバム名になっているからだと思われますが、「演奏者名表記なし」なのは、前半のアルバムと同じだから省略したのか、それとも単に書き忘れただけなのか、判りませんね(笑)。
例によって、「レーベル―国名 カタログ番号」で検索して、こちらのページがひっかかりました。が、少し変です。そのページにはLPのジャケット写真も掲載されていますが、それを見ると、A面とB面が逆になっています。さて、どちらが正しいのか?
更にややこしいことには、このアルバム、このCD3の表記に該当するUK盤の他に、フランス盤、ニュージーランド盤があるようなのですが、フランス盤のページを見ると、A面とB面が入れ替わっていて、ジャケット写真と同じ並びになっています。またニュージーランド盤のページを見ると、記載されている収録曲の順はUK盤と同じなのですが、そこに載っているレコード本体のレーベル写真を見ると、「SIDE 1」とあるのに、実際に表記されているのは、イギリス盤のB面曲なのです。よく判らん(笑)。
まあ、発売国が違えば収録曲が別だったりと内容に差があるのはよくあることなんで、A面とB面が逆になってもおかしくはないのですが。
一応、ジャケット写真の曲の並びと同じフランス盤の方がオリジナルなような気もしますが、このCDでは、UK盤から収録した(ということになっている?)ので、その点では曲順は正しいと言えます。

こちらも、一応収録曲を表にまとめてみます。

■Memorial Album 3

No.曲   名
1(A1)Stockholm
2(A2)Nuages
3(A3)Del Salle(CDペーパースリーブ上の表記、正しくは「Dell Salle」)
4(A4)Vendredi
5(B1)Sweet Chorus
6(B2)Crepuscule/td>
7(B3)Songe D'Automne(CDペーパースリーブ上の表記、正しくは「Songe d'Automne」)
8(B4)Folie A Amphion

■Django Reinhardt
9(A1)Daphne
10(A2)Mabel
11(A3)Djangology
12(A4)Swing 41
13(A5)Swing 42
14(B1)Nuages
15(B2)Sweet Sue
16(B3)Limehouse Blues
17(B4)Place de Broukere
18(B5)Black Eyes

ということで、今回もやっかいな問題が起こって、1枚しか消化出来ませんでした。こりゃ、マジでPart 10まで行きそうだな...。

注1.括弧外の時間は、CDペーパースリーブ上の表記時間、括弧内の時間はiTunesで表示された実時間です。以下同様。

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2018.03.12

●ジャンゴ・ラインハルトの10枚組箱『Milestone Of A Legend』について Part.2●

また1週間くらい間が開くと見せかけて毎日更新ですよ。ということで、今回はCD2の調査です。



それでは早速CD2の情報を見てみましょう。

◆CD2

アーティスト名なし ”The Great Artistrt Of Django Reinhardt” 1954 [Blue Star―France BLP 6830]
 guitor Django Leinhar piano Maurice Vander bass Pterre Michelot drums Jean-Louis Viale
Django Reinhardt ”Memorial Album 2” 1954 [Period Records―US SPL 1101]
 Quintet Of The Hot Club Of France

CD1と同じく、■ アーティスト名 "アルバム名" 発表年 [レーベル―発表国 カタログ番号]
演奏者名(楽器 人名)、という順で表記されています。
前半・後半で2つのアルバムが収録されていることも、CD1と同様です。
このCDの収録時間は47.24分(47.13分)注1です。


まず前半のアルバムから行きますが、アーティスト名が表記されてないのは、アルバム名に「Django Reinhardt」が含まれているから重複を避けたのでしょう。
アルバム名の"The Great Artistrt Of Django Reinhardt"で検索した結果から、レーベルがBlue Star、国名がFrance、カタログ番号が「BLP 6830」に該当するのは、こちらのページです。
そのページのジャケット画像を見ると、「The Great Artistrt Of」と「Django Reinhardt」が少し離れて書かれているので、Django Reinhardtの「The Great Artistrt Of」というアルバム、という見方も出来るし、「The Great Artistrt Of Django Reinhardt」というのがアルバム名、とも考えられます。

ということで、前半のアルバムは特に問題なく済みました。後半のアルバムは、担当楽器 人物名のところが「Quintet Of The Hot Club Of France」とありますが、そのメンバーで演奏しているということでしょう。あるいは、いちいち楽器名と人名を書くのが煩わしかっただけかもしれません(笑)。
例によって、アルバム名"Memorial Album 2"で検索すると、ちょっと回り道しましたが、最終的には、レーベルがPeriod Records、国名がUS、カタログ番号が「SPL 1101」に該当する、こちらのページに辿り着きました。
が、ここで1つ問題が。CDの9曲目、アナログ盤のA1が、CD9曲目の表記と、該当ページのものとで異なります。
・CD9曲目の表記:Swingtime In Springtime
・該当ページ上の表記:Fantasie
となっています。
該当ページ上の表記だけでなく、裏ジャケ画像、レコード本体A面レーベル画像でも「Fantasie」となっていますし、他にも米amazonとかも見てみましたが、全て「Fantasie」となっており、こちらが正しくて、CD9曲目の表記が間違っていると思われます。
そうなると、「Swingtime In Springtime」という名前がどこから出てきたのか?というのも謎です。「Django Reinhardt Swingtime In Springtime」でググってみると、何件かYoutube動画がヒットするので、そういう曲があるのは確かですが。
そうなると、今度は単に表記が間違っているだけなのか、あるいは、間違って(?)「Fantasie」ではなく、「Swingtime In Springtime」の方を収録しているのではないか?という疑問も出てきます。それならと、「Django Reinhardt Fantasie」でググってみると、こちらもYoutube動画がヒットしました。
そこでCD9曲目(CDDBでは「Swingtime In Springtime」で登録されていました)、「Fantasie」のYoutube動画、「Swingtime In Springtime」のYoutube動画の3つを聴き比べてみると...?明らかに、CD9曲目は「Swingtime In Springtime」でした!
ということで、表記が誤っているのではなく、どういう経緯でかは判りませんが、「Fantasie」の代わりに「Swingtime In Springtime」が収録されている、が正解でした。なぜそうなったのかは謎ですが...。
ちなみに、「Memorial Album」は「2」の他に、「1」と「3」もあります。「3」は、CD3に収録されていますが、「1」は収録されていません。何故「1」だけハブられたのかも謎です。

こちらも、一応収録曲を表にまとめてみます。

■The Great Artistrt Of Django Reinhardt

No.曲   名
1(A1)Nuages
2(A2)Night And Day
3(A3)Insensiblement
4(A4)Blues For Ike
5(B1)Brazil
6(B2)September Song/td>
7(B3)Confessin'
8(B4)Manoir De Mes Reves

■Memorial Album 2
9( )Swingtime In Springtime
10(A2)Blues En Mineur
11(A3)Manoir De Mes Reves
12(A4)Babik
13(B1)Swing 39
14(B2)Melodie Au Erepuscule
15(B3)Feerie
16(B4)Dinette

ということで、前置きが要らない分、短く仕上げられるので、CD3までやりたいところでしたが、思わぬ問題が出てきて、結構長くなってしまったので、続きは次回 Part3でお会いしましょう。

注1.括弧外の時間は、CDペーパースリーブ上の表記時間、括弧内の時間はiTunesで表示された実時間です。以下同様。

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2018.03.11

●ジャンゴ・ラインハルトの10枚組箱『Milestone Of A Legend』について Part.1●

10枚組廉価箱と言えば、Membranが有名ですが、比較的最近になって、『Milestone Of A Legend』という共通タイトル注1でまた10枚組箱の新しいシリーズを出しています(レーベル名も、「Membran」ではなく「Intense Media」となっている)。その箱の1つ、ジャンゴ・ラインハルトのものを入手したので、その内容について(「音楽的に」ではなく収録されているのがどんな内容かという点について)少し調べたことを書きたいと思います。




(画像クリックでamazonに飛びます)。

Django Reihardt『Milestone Of A Legend』 (Intense Music 600320)

以前出ていた10枚組箱は、ただ曲名が連ねてあるだけで、どのアルバムからの曲かと言う情報は、まったくなかったのですが、この新しいシリーズは基本的にアルバム単位で収録されているようです。
箱の裏面にある収録内容を挙げておきます(上記amazonのページにも箱裏面の画像あります)

CD1:『Swing From Paris』(1953)●『Souvenirs Of Django Reinhardt』(1954)
CD2:『The Great Artistry Of Django Reinhardt』(1954)●『Memorial Album 2』(1954)
CD3:『Memorial Album 3』(1954)●『Django Reinhardt』』(1954)
CD4:『Django』(1957)●『Django Et Le Quintette Du Hot Club De France』(1957)
CD5:『Django Volume V』(1958)
CD6:『Concert A Bruxelles 1948』(1958)
CD7:『Django Reinhardt Et Le Quintette Du H C F』(1959)
CD8:『The Immortal Django Reinhardt Guitar』(1961)
CD9:『Djangology』(1961)
CD10:『Django Reinhardt Et Le Quinttette Du H C F The Very Best Of』(1961)

という内容で、計14枚のアルバムが収録されている模様です。
気になるのは、(発表年)と思われるのが、1953年以降のものばかりということです。ジャンゴ・ラインハルトは、Wikipediaに拠ると、1953年5月16日に亡くなっているので、一番最初のアルバム、『Swing From Paris』だけは生前に発表された可能性がありますが、二番目以降のアルバムは、死後に発表されたものと思われます。
箱の表面だけでは、ここまでしか判りませんが、開封してみると、CDを収録するペーパースリーブの裏面にもう少し詳しい情報が載っています。
それでは、以下に各CD毎にその内容を表記し、判ったことを書いていきます。

◆CD1

Quintet Of The Hot Club Of France ”Swing From Paris” 1953 [Decca―France LF 1139]
 guitor Django Leinhar & Roger Chaput violin Stephane Grappelly bass Llouis Vola
Quintet Of The Hot Club Of France ”Souvenirs Of Django Reinhardt” 1954 [Vogue―UK L.D.E.049]
 メンバー表記なし、上のアルバムと同じメンバーか?

基本的に、■ アーティスト名 "アルバム名" 発表年 [レーベル―発表国 カタログ番号]
演奏者名(楽器 人名)、という順で表記されているようですが、するとこのCD1に収録の2アルバムは、ジャンゴ・ラインハルト名義ではなく、Quintet Of The Hot Club Of Franceという名義で発表されたことになります。Quintet Of The Hot Club Of FranceをWikipediaで調べてみると、

フランス・ホット・クラブ五重奏団(フランス・ホット・クラブごじゅうそうだん、フランス語: Quintette du Hot Club de France、英語: The Quintet of the Hot Club of France)は、1934年にフランスでギタリストのジャンゴ・ラインハルトとヴァイオリニストのステファン・グラッペリによって結成されたジャズ楽団であり、形態を様々に変えながら1948年まで活動を続けた。
とあります。「五重奏団」と言いながら、4人しかいないようですが...。
とりあえず、Quintet Of The Hot Club Of France(英語表記)またはQuintette Du Hot Cllub De Francd(フランス語表記)は、長いので以降「F. H. C 五重奏団」と呼ぶことにします。
このCDの収録時間は47.46分(47.36分)注2です。


次にアルバム毎の情報を調べました。前半のアルバム名の「Swing From Paris」でググってみると、幾つかのページが見つかりました。とりあえず、レーベルはDecca、発表国はフランス、カタログ番号は「LF 1139」で該当するのは、こちらのフランス版のページです。
ただ、そのページだと、アルバム名が"Paris − Swing"となっています。同じDeccaで同じカタログ番号の、英国版のページでは"Swing From Paris"となっているのですが。ここはどちらかに合わせるべきなのを間違えたのでしょうか?この辺の詰めの甘さがいかにもMembranという感じです。
ちなみに英国版のページのジャケ画像を見ると、アーティスト名は「Quintet Of The Hot Club Of France* Featuring Django Reinhardt, Stephane Grapelli* 」となっています。こちらの方が、正しい名称でしょう。

続いて、後半の"Souvenirs Of Django Reinhardt"ですが、このアルバム名で検索すると、こちらのCDのページが見つかりました。
ただ、このCD、24曲も収録されています。そのページ上のコメントを見ると、「Souvenirs Of Django Reinhardt」というアルバムのオリジナルアナログ盤は、Volume 1〜Volume 3までの3枚別々で発表されていたもので、CD化に際して1つのアルバムにまとめられたという事のようです。そして、Volume 1に該当する8曲が、この10枚組箱のCD1に収録されているようです。
また、発表されたのはジャンゴの死後の1954年ですが、録音は1947年に行われたものである旨も記されています。
ただ、このCDのジャケット画像を見ても、どこにも「Quintet Of The Hot Club Of France」という文字はありません。そこで"Vogue―UK L.D.E.049"という文字列で検索したところ、このページが見つかりました。このページに掲載されているジャケット裏面およびレコード本体のレーベル面に印刷されているアーティスト名は、"Django Reinhardt And His Quintet Of The Hot Club Of France*"となっています。これが正しいと思われます。
しかし、折角Volume1〜3までをまとめたCDが出ているのですから、この10枚組箱でもその仕様にして欲しかったところです。

最後に、一応収録曲を表にまとめてみます。

■Swing From Paris

No.曲   名
1(A1)Swing From Paris
2(A2)My Sweet
3(A3)Improvisation
4(A4)Sweet Georgia Brown
5(B1)three Little Words
6(B2)Nocturne/td>
7(B3)Daphne
8(B4)H.C.Q. Strut

■Souvenirs Of Django Reinhardt
9(A1)Minor Swing
10(A2)Swing 41
11(A3)Artillerie lourde
12(A4)Peche a la mouche
13(B1)Swing Guitars
14(B2)Belleville
15(B3)Douce ambiance
16(B4)Swing de Paris

ということで、もっと簡単に済む予定だったのが、思った以上に大変でした。長くなるので、CD2以降はまた回を改めて書きたいと思います。てことは「Part10」まで行くのか...。

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注1.『Milestone Of A Soul Legend』のように微妙に異なるタイトルのものもある。
注2.括弧外の時間は、CDペーパースリーブ上の表記時間、括弧内の時間はiTunesで表示された実時間です。以下同様。

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